皆さま、こんにちは
京都アグ二の金子元美です。
お誕生日の方おめでとうございます。
12月8日十三夜のエネルギー詠みをお届けします。
※こちらのサイトでは、13夜と20夜のチャートをピックアップするのは、上弦・下弦と同じくの調整日だからです。
アセンダント蟹座
月・天王星11ハウス合
6ハウス木星とトライン。
ふと未来を思ったとき、これまで体験や経験を積んできたものが今後も通用するのか、静かな不安に包まれるのかもしれませんね。
満月へと満ちる流れでもあり、木星のトラインは膨らませていくだけなので、気持ちの切り替えはできにくい時にあります。
心配や不安を解消するには、自力で乗り越えていくために技術を更に磨いていくか、生活習慣を整えて無計画に過ごさないことでしょうか。
ディセンダントに乗る金星は、火星・海王星ともソフトアスペクトをとります。
天体が西半球に偏っているために無自覚に他力、他者からの影響も受けやすいでしょう。
これまでだったら受け入れられないことが受け入れやすくもなるので、趣味のジャンル、生活環境の幅を広げたい方は、積極的に洗脳されてみてください。
山羊座の金星は、刹那を嫌い愛やお金に成果を求めます。
関わる関係性と自分の目的はマッチしているのかどうなのか、まぁいいかとやり過ごすことなく関係性の距離を見直すようにしてくださいね。
距離の取り方によっては、さらに好ましい関係にもなれば、終わらせたい関係にも変わります。
それはあなたの金星のセンスによるし、自分の人生を豊かにするには、自分の感覚に従い選択していくしかないのです。
そして自分で選択した後は、求められないと契約は成立しません。
これは仕事だけでなく、社会生活のあらゆる関係性においていえることです。
社会生活とは人間関係によって成立しているのだから、こちら側から選び、自分が選んだ人から選んでもらう。この契約成立によって、認めてもらえた喜び、豊かさの循環が始まります。
ただ一人で願い、ただ待つだけでは、何も変わることはありません。
一生、片思いのままですね。
射手座の太陽
精神性というのはもともと抽象的で、漠然としているものだからこそ、広範囲に広がっていきます。
射手座の太陽は、9ハウス海王星とスクエアのためにビジョンも大きく理想も高くなりがちで、期待が外れるとわたしの美しい精神性が現実に汚染されたような気持ちになったり、落胆したりもしますね。
ここで大事なことは、力を緩めることなく、他者や環境に対して自分を押し付けていく力強さを養っていくということです。
人生を航海と例えたら、海と空を眺め語るだけならどこでも語れるし、お酒を飲みながら座ったままでもできます。脳内で航海しているようなものでしょう。
実際に船に乗り航路を進んでいくには、水や食料、操縦する体力、気力が必要だし、そして自然の中(運命)にいるのだから荒れ狂う嵐の日もあれば、晴れた凪の日もあります。
揺れたり止まったりしながら自分の船を進めていくわけですが、そんな中で空を見上げプライドを高く保っているだけでは船は進んでいかないし、風の方向に逆らって自分の願うままに進もうとすると、船が転覆してしまう可能性だってあるわけです。
嵐の日にはSOSを出して、他船に助けてもらわなければいけませんね。
自力で乗り越えられないなら、他力を使うしかないのです。
それも意図的に。
タイミングを外せば、死んでしまうことだってあるのです。
自分の夢を現実にするには、精神性ばかりを拡大するのではなく、今の自分の弱点を知り、その補強に努めてください。
そして自力で及ばないところは、お願いしてまでも他力を借りて、進んでいくしかありません。
他力を借りるとき、快く貸してくれる人ばかりではないし、意地悪されることだってあります。それがあなたの評価につながることもあるでしょう。
そんな中でも自分の言葉を使い、知力を使ってどう切り抜けていくか。
これが水星力であり、実務能力を磨き、生き残るサバイバル能力にも変わるのです。
この自力と他力のバランスがとれていないと、いつまでたっても理想は理想のまま、夢は夢のままです。
どれほどの素晴らしい精神論を語ったところで、現実が何も成し得ていないのであれば空論でしかなく、実務能力を奪い、生活を維持していくのもギリギリになってしまう。
夢を食べて心は満たされても
お腹は満たされませんね。
時々は闘争心も必要だし
時々は勝ち負けの
判定を受けることも必要なのです。
でないと自力がどんどん奪われ、バーチャルな世界でしか生きていけなくなりますね。
2020年からは、それぞれの自己の価値観によって、自分の世界が創られていきます。
自分の世界を社会生活に存在させるためにも、わたしの自己価値に目覚めて磨いていきましょう。