皆さま、こんにちは
13番地の魔女の家 京都アグ二の金子元美です。
何気にお参りする神社ですが、神様とご縁ができないと、行く機会ができないといいます。
和歌山県にある玉置神社
やっと行くことができました。
京都から和歌山県は遠い
車の運転はせず
ただ乗っているだけ
それでも京都から和歌山は遠い。
高速道路が通っていないということもありますが、行けども行けども山ばかり。
なので毎回、和歌山方面へ向かうときの途中の楽しみとして、天川弁財天へお参りするのが、我が家のお決まりルートです。
初めて訪れたとき、民家が続く細道を曲がればすぐに神社という立地に少しビックリしました。
いつ訪れても、清涼。
修験道の聖地だけはあります。
みたらい渓谷、猛々しいですもの。
2011年の台風にによって大きな被害を受けましたが、水の神様だけあって、本殿へと上がる階段一番下のところで水はせき止められたそうです。
その年に参拝したのですが、十津川から続く新宮川の川は、まさに爆流。まさに大きな大蛇が蠢いているかのようで、怖かったです。
水害による禊というよりも、暴れ泳いでいる表現がピッタリな、けたたましさを感じました。
土砂災害対策もあって年々、キャンプ場が増えて景観が変わりつつありますが、神社内には結界が張ってあるのをリアルに感じられるくらい、空気感がまったく違います。
コンパクトな神社ですが、非情にパワフルです。
本殿の五十鈴
この音に誘われてUFOがやって来るといわれてますが、重くて、鳴らしにくい。上手に鳴らせたこと、ないです。
この神社は、芸能人が足しげく通われる芸能の神さまでもあります。随分と昔の話になりますが、長渕剛さんもここで挙式を挙げられましたね。
天石です。
そして、次はいよいよ玉置神社へ向かいます。
プログでは画像だけで距離間ないけど、遠うございました。
想像していたよりも、ずっとお爺さん
そんな神社の印象を受けました。
人間で例えたら、失礼はなはだしいのですが、皮膚の皮が樹皮に見間違うくらいの乾ききったご高齢に匹敵する、黙した厳しいけど本当は優しいおじいちゃま。
そんな印象を受けました。
御朱印をもらいに行くと、わたしの御朱印帳を見て、宮司さんがサムハラ神社のことを尋ねられました。
何でも、宮司さんのご実家の近くなんだそう。
今や指輪のお守りで大人気ですよ、と伝えたら、へぇーっと感心されておりました。
パワースポット巡りや、ブログ等のおかけで、どの神社がパワースポットになるかわからない時代。ここ近年、実家には帰っていないので、帰った際に参ります、と仰っておられました。
拝殿の裏手にある神代杉
樹齢推定3000年
すごいパワーでした。
膨大な時間の年輪からくる
賢者ぶりにうっとり
渋くて素敵すぎる
カッコいいー♥
駐車場から見た山々
昔から、海よりも山が好き
険しさの中にある雄大な温かさ
そこが好きなのでしょう。
また、参ります。
ここまでで、家を出発してから何時間かかったんでしょうか。
覚えてないけど、心は清涼。
だが、体は疲れた。
和歌山に行くと必ず寄る
世界遺産のつぼ湯に行きました。
時間制の家族風呂です。
親子3人、十分入れます。
川の中にあるようなものですから、大雨で増水すると入れません。
でも、本当のお目当ては
湯の峰温泉の公衆浴場にある薬湯。
熱いのなんのっての熱さですが湯の花プカプカ、お肌ツルツルどころか、きめ細やかさ倍増。是非にも、お勧めのお湯です。
注) 娘です。
平日の昼間でガラガラ
温泉卵も美味しかったです。
翌日に、熊野本宮大社へ
爽やかなお天気に恵まれて、こちらの神社も清涼。
清く美しく整えられています。
チョロリと龍雲が
そして次は、飛瀧神社へ
玉置神社に続き、この神社がとてもとても好きになりました。(しかも鳥居付近)
入ってすぐの木々のところどころに、精霊がわんさかいそうな気がして、めちゃめちゃ気持ちよかったです。
許されるなら、泊まりたいくらい。
ずっといたい場所でした。
美しいコントラストです。
飛瀧神社
瀧そのものがご神体で、熊野の神様は元々こちらにお祀りされていたそうです。
那智御瀧
観光地というのは、情報や口コミから描くイメージと、行ってみて実際に自分が感じるのとでは大きな差がありますね。
神社そのものは、どれも素晴らしかったですが、今のわたしの感じ方としては
玉置神社は、周囲の山々を含めて、めっちゃ雄大な神様の力を感じました。飛瀧神社は、入り口付近が好き。精霊いるよ絶対に、それもたくさん。
パワースポットというキーワードに期待と納得するのも、またひとつの楽しみ方ではありますけど、その時々で自分がどう感じたかを覚えておいた方が、何度も訪れる毎に変化していく自分が知れて、楽しい参拝になると思います。
ここまでブログ書いて、ここまで行って、熊野那智大社の御本殿にお参りなかったことに気づきました。
きっと、まだご縁が結ばれてなかったのでしょう。
八咫烏さんに対して、なんか違和感ありますもの。