現実がこちらの世界だとしたら厳しくて
あちらの世界は甘いのでしょうか。

私達は亡くなるとき
五感で一番最期まで残るのが聴覚だそうで
心臓が停止しても、聴覚は
その後もしばらくは働いているそうです。

これを知っている人は
亡くなってからも語り続けます。

「早く逝くんだよ」と。

これはチベットの書にも
書いてありました。

魂が迷うことなく
あちらの世界に出向いていくように
49日間、語り続けるのだそうです。

魂は足の裏から抜けて
肉体は抜け殻となります。

わたしたちは生まれてすぐ
母に抱かれて安心するように
今は、亡くなる時に抱き続ける
抱き屋さんがいるそうで人気だそう。

誰かに抱かれながら
腕の中で死ねたら
来世も怖がることなく
生まれ出てこれるかもしれない。

可能性や夢を抱けている間は
まだまだゆとりがある証拠で
これすらも奪うほど
現実は厳しい時があります。

ブログで紹介した
癌と戦うひとりの女性。

縮小していた転移が増悪し
厳しい状態だそうで
彼女の心も、わたしの心も
ポッキリと折れてしまいました。

わたしが彼女にできること。

慰めもせず
会いにも行かず
いつも通りの会話を交わし
奇跡を願うエゴを
持たないようにだけ配慮し

夜な夜なレイキを贈ることだけ。

後は宇宙にお任せするしかない

これから第二弾の治療開始だそうですが
いずれは、わたしも
そして、あなたも
この地球から去る
時が訪れます。

それぞれの厳しい現実の中
夢や可能性を見出しながら
笑って生きる一日を
少しでも笑って過ごす時間を送りたいものです。

 

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