本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
4/5蟹座上弦月をお届けします。

広場で手書きの巻物の前にしている男
月のサビアン「広場で手書きの巻物の前にしている男」
巻物とは曼荼羅、自分の人生について、これからどう生きるかを積極的(男)に考えている様子です。巻物=宗教観や精神性が優位なため、考えるだけで今後何もしない可能性もあるでしょう。
蟹座の月はルーラーで12ハウス
今回はチャートルーラーでもあるので
月の意味が強くなります。
12ハウスの月は、自分の思いを神秘化する傾向があります。ロマンが加わることで魂の栄養となり、現実生活を生きる活力にも繋がるけれど、この思いを、現実生活で応用するには苦労することに似るでしょう。その理由は、月が描くイメージの抽象度と、現実を生きるための型との隔たりが大き過ぎるからです。
松村著の解説によると12ハウスの月は「現実生活の訓練を受けつけない」とあります。蟹座が 「心理の型」 を示し、対抗サインである山羊座が 「社会の型」 を示すなら、古い型を脱ぎ捨てれば、新しい型は自分で見つけない限り人生に迷い続けることになるでしょう。
日の入りに踊っている
妖精ブラウニー
太陽サビアン
「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」
妖精のブラウニーは、人を助けるのが大好き。けれど、お礼のお菓子をもらえないと呪うように、甘んじて受け取るだけの人間には、あちらの世界のことを教えてはくれません。
月が曼荼羅を広げて人生を熟考しているなら、妖精ブラウニーにあちらの世界から(眠る夢)手ほどきを受けて、現実生活で自分を表現しなければなりません。半分は自分の力で、後の半分は自然界の力を借りるのです。
太陽は10ハウスにあり、「社会の型」を探しています。この二つの力の融合が、月の曼荼羅の人生解読に繋がることになるでしょう。
海王星・牡羊座入り
水星逆行終了
水星逆行が4月7日に終了し
3月30日には海王星が牡羊座へ移動しました。
年度替わりと共に新生活が始まり、政治的な変化も私たちの知らないところで進んでいます。牡羊座の初期は常に新しいものを持ち込んでも形はなく抽象的で、具体的に掴める段階ではありません。
そんな中、火星と土星のトラインが示すのは
「現実を築くための忍耐と努力」です。
1・9ハウスの影響からも、
より自由に生きるためには、夢を継続する強さを持ち、自ら人生のハンドルを握る必要があるのです。
蟹座上弦月まとめ
あなたは今、人生という広大な地図を前にし、これからの未来を思い描いている段階にいるでしょうか。
どこへ向かいどんな道を選ぶのか——
その問いにじっくり向き合っていたとしても
考えているだけでは現実は何も変わりません。
私の太陽を生きるなら「私はこう生きる」 と、自らの意志を示すこと。そして、それを社会の中で形にし、現実として根付かせることです。
迷っても、立ち止まりそうになっても、自分の道を描き続ける、その一歩一歩の歩みが「私の型」を創っていくことになるのでしょう。
それでは豊な蟹座上弦月をお迎えください。
次回は4/13天秤座満月に。
新たな未来を創造するマインドリセットは、ほぼ日更新のアグニベースに綴っています。
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