本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
2/5牡牛座上弦月をお届けします。
剣とたいまつの間の戦い
月のサビアン「剣とたいまつの間の戦い」
剣は意志、たいまつは信仰を象徴します。
これまでの文化伝統を守りつつも、未来に向けた自分なりのやり方を見つける時。このプロセスは、人生の方向を決定づける選択となるため、独立的で、確固たる信念が求められます。(10ハウス天王星と合)
今回の天体配置は、社会生活の人間関係に集約されているため、他者に影響を受け過ぎないためにも今一度「信念」を考えてみましょう。
信念とは、単なる意見や一時的な思い込みではなく、どんな困難や批判にも揺るがない確信です。それは各自の生活環境や、これまでの体験によって作られ、今回は天王星が関与することから精神自立度合いも同時に問われることになります。
ガードをしている番犬
太陽サビアン「ガードをしている番犬」
水瓶座のビジネスマンは、前の度数で裏切りや反撃を経験したため、自己防衛の手段としてボディガード(番犬)をつけます。
この番犬は、タロットカードの「愚者」にも通じる存在。見えない世界と現実世界の狭間で、境界を守る門番のように働き、私たちが不用意に一線を越えないよう警告を発します。現実世界では、ネットセキュリティや個人情報の保護といった問題に意識が向きやすいでしょう。
人間関係の境界線
太陽と木星のトラインは
楽観的で拡張エネルギーをもたらします。
しかし、太陽がDSC(ディセンダント)に合となることで、人間関係における境界線を示し、一度一線を越えれば、後戻りはできなくなるかもしれません。だからこそ、誰とでもすぐに打ち解けるのではなく、自分の価値観に合うかどうかを見極め、信頼できる人を慎重に選ぶことが求められます。この時期は、これまで功を奏していた社交術も、パワハラやモラハラの引き金を引くことにもなりやすいでしょう。
また、新たな変化を受け入れる前には、その影響をしっかりと見極めることが不可欠です。好意を抱いている相手でも、一線を越えることでこれまでの平穏な日常には戻れなくなるでしょう。変化や改革とは、これまでの平穏と決別することなのだ、としっかりと認識することです。
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太陽と月が問うテーマ
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確固たる信念がなければ、選択に迷い、流されてしまう可能性がありる一方で、ガードを固めすぎると、新たなチャンスや可能性を逃してしまうことになります。今回の蠍座の月は「意志と信仰」と、太陽は「境界を守る」ことと「新たな可能性を受け入れる」ことの賢明な選択が求められるのです。
チャートルーラー
蠍座上弦月では太陽です。
DSCに乗ることから、上記の解説と重複しないよう
7ハウスの太陽から考察してみます。
7ハウスの太陽は、他者との協力関係を求めます。
それゆえ「私の太陽を生きる」創造力にあふれた生き方をしている人の影響を受けやすく、自分の意志を放棄しているとに気づかない場合があります。これが俗にいわれる、7ハウス(天秤座)の意志喪失、優柔不断になっていくプロセスです。
これは魅力的な人間として評価されたい欲求が強いほど内的な均衡を失うため、外に向けて自分を取り繕うほど自分を消耗するようになります。そして悲しいかな評価も、本音が見えないため「嘘くさい」といった印象を作り上げてしまうことがあります。結局は、自分にしか集中できないエネルギーを、どう相手に使えるようになるかです。
蠍座上弦月まとめ
上弦月は、新月のエネルギーが広がっていく時です。
今回の上弦月では、他者との境界線を越えるのか、それとも冒険しないでこれまでの平穏をとるのか。超えるにしても、超えないにしても、自分が持つ意志の強さと信仰が必要になります。
未来へ向けた独自の道を切り開くには
「信念を貫くこと」と「境界を守ること」です。
エネルギーが広がっていく時なので、内的バランスが取れていないと、安易な選択が思わぬ結果を招く可能性もあるでしょう。このタイミングでは、「自分は何を信じ、どこまでを許容するのか」 を明確にすることが求められているのです。
それでは豊な上弦をお迎えください。
次回は2/12獅子座満月に🖐️
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