本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
3/7双子座上弦月をお届けします。

知の橋かけ
2月28日の魚座新月では、私たちは11ハウスで「魂が共鳴する仲間」と希望の共有を促されました。今回の双子座上弦月では、3ハウスに天体が集中。つまり、見つけた希望を「どこへ」「誰に」橋渡ししていくかがテーマになります。
月のサビアンは
「知力の頭に溶けていった健康の頭」
これまでの双子座体験で、自分の意見を主張することで周囲に影響を与えているうちに、その主張に今度は自分が毒されていきます。他者に教えることで深い理解が進むのはよくある話ですが、ここでは考え方や感情までもが大きく変貌し、生き方までも変えてしまう場合を指します。
人に何かを教えることで理解が深まるように、知識を外に向かって発信することで、自分の思考や感情もまた進化し、新たな生き方を模索することになるのです。
月は木星とコンジャンクション
このアスペクトが示すのは、「楽観的な知の拡張」
社会がどれほど混乱し、物価高騰が続いても、それを「チャンス」と見るか、「危機」と見るかは、それぞれの視点次第。未来の可能性を広げるのは、何を信じ、どの知識を選び、どの世界を創造するかにかかっているのです。
魂の歩む道
太陽サビアン「復活祭の歩道」
復活祭とはイースター、国によってはクリスマスよりも大事なお祭りです。魚座らしい魂の歓喜を揺さぶる演出が行われる中で、精神の価値づけによって決められた道(これも魚座)が歩道として示されています。この道を歩むことに最初は抵抗を覚えたとしても、魚座は見えないものに巻き込まれていくことも歓迎できるのです。
太陽は土星とコンジャンクション
魂の歩む道を見つけられたなら
「自らを律すること」が求められます。
月は木星とンジャンクション
楽観的にどんな「知」を拡大するかで、それに反して太陽は、魂の歩む道を見つけたなら、禁欲的に生きることを促しています。相反する作用のように思えても、魂に沿った生き方を実現するには道理としては間違いではないでしょう。内側は楽観的に、外側では禁欲的に。
太陽・蟹座・火星トライン
「喜び」にフォーカスしないまま社会の波に流されている人は、「自分が何を喜び、何を愛するのか」すら見失っている可能性があるでしょう。すでに禁欲的に生きるのが当たり前になってしまっているのなら、喜びから程遠い社会ムードの荒波に呑まれてしまっていることにすら、気づかないでいるのかもしれません。
金星逆行
3/2〜4/13まで金星逆行
15日から水星逆行も重なりW内観期へと突入します。
金星逆行が問いかけるのは、「自己価値」「愛」「美」「人間関係」の再評価。牡羊座で起こるため、これは理性ではなく、もっと根源的な本能のレベルでの問いかけになります。
「私は本当は何を愛しているのか?」
「私が本当に求めているものは?」
頭で考えた答えではなく、「生物としての自分が、本能的に求めているもの」に耳を傾ける時。それが衝動であれば動物でしかなくなるので、宇宙の意志と繋がるための目覚めとして捉えることです。
金星逆行はICに近くにあり
深い意識からの目覚めを促します。
魂の歩む道を見つけていないのにも関わらず、社会ルールに則り、これまで真面目に、かつ勤勉に生きてきた人、本能に蓋をして理性を優先にして生きてきた人にとっては、金星感覚の大きなギアチェンジになるでしょう。
チャートルーラー
双子座上弦月では、双子座の木星になります。
3ハウス魔女リティと併せて表現するなら
「知識を通じて世界を理解しよう」です。
理論を知るだけでなく、実践的な知識にも強くないと人生に活かすことはできません。知ったら実践。固定観念に縛られずに、異文化に対してオープンに。情報の取捨選択を意識し、真実を見極める力を養いながら、何歳になっても知的好奇心は失わずにいたい。
木星が過剰になると「口先だけ」「情報の信ぴょう性の低さ」といった側面も出やすく、非常に浅い知識で満足し、探究心を何処かに置いてぼりするようでは、木星の示す、文化や人間性を失っていくことに繋がるのではないでしょうか。
何を伝えて、何を伝えないか
何を学び、何を学ばないか。
この取捨選択が、社会運にも関わってくるでしょう。
双子座上弦月まとめ
双子座上弦月が教えてくれるのは、「言葉と知識が人生を創る」というシンプルな真理。言葉の魔法です。
私たちが日々発する言葉、吸収する情報、選び取る知識が、未来の私たちを形作っていくことを忘れないでいてください。
次回は3/14乙女座満月に
新たな未来を創造するマインドリセットは、ほぼ日更新のアグニベースに綴っています。
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