本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
9/14双子座下弦月をお届けします。

田舎踊り
月のサビアンは「田舎踊り」
これまで左脳ばかり使ってきた双子座は、ここにきて右脳を活性化させます。田舎踊りとは、神にも通じるような無心な踊りで、頭を支配していた言葉を沈黙させ、体に宿るもうひとつの知性を呼び覚ます行為なのです。
双子座の月は2ハウス
金星・火星・木星・土星とアスペクトを取るため「何を財産とみなすか?」と天体エネルギーによって、あちこちから揺さぶられる」 という意識作用をもたらすでしょう。誰でも自分一人なら何も欲しないし、別段、獲得の有無など感じたりはしないけど、職場にいれば否が応でも考えてしまうし、またプライベートでなら情報に触れたり、他者の意見や暮らしを覗くことで刺激されるでしょう。
王家の紋章
太陽サビアンは「王家の紋章」
これまで乙女座の仕事力によってのし上がってきた、ブランド力、形あるものとして示します。(家系は文化が含まれているのでここでは除外)
乙女座太陽は、本来の場である6ハウス。
ただ天秤座と牡羊座がインターセプトで、頭の固さが人間関係や価値交流に影響を及ぼしやすい配置です。月と同じく、アスペクトが多いために、何もかもが一度に押し寄せてくる、そんな体験もしやすいタイミングでしょう。
「王家の紋章」という高品質なブランド力を手に入れれば、後は維持するだけに力を注げばいいけれど、まだそこまで到達していない場合は、乙女座の反対である魚座から、力を持ち込まねばなりません。(15度以降は共通)乙女座は土のサインゆえに形に固執する傾向がありますが、精神性を宿せなければ、それはただの虚飾にすぎなくなってしまう。宇宙の秩序を、この地上に刻み込むこと。目の前の現実出来事を通して、この地上での魂の宿らせ方が試されているのです。
インターセプト
今回の双子座下弦月でのインターセプトです。
ハウからは、労働と奉仕、そしてよく現れば神の部屋。悪く現れば隠れた支配悪。サインからは、能動と受動、自己主張と調和という対立テーマ示されていて、起きやすい心理現象を箇条書きにしてまとめました。
仕事で自分を主張するのが難しい
自から切り込む力の弱さ
他者と対等に関われない苦手意識
人に合わせすぎて疲れる
自分らしさも出せない
評価に対して潜在的に葛藤
感情のまま動いてしまう
途中で放棄、最後まで続かない
相手に求めているようで自己勝手
まとめると
職場の人間関係やパートナーも含めた関係において、自己主張と調和を深く学び直すための現象が起きるでしょう、です。
チャートルーラー
今回の下弦月では金星
金星は獅子座、しかも5ハウスにあります。(強まる位置)
金星のサビアンは「「きたなたらしい男」」
外見や体裁を捨て、ただ夢中で創造に打ち込む姿です。金星は月の「裸踊り」ともアスペクトを組むために「好き」といった子供のような単純な気持ちを爆発させて「ここに愛がある」ことを自身が体現させていく熱量が必要になるでしょう。(インターセプトからも)
仕事だと、つい忘れてしまう「好き」という気持ち。目の前に相手がいて、お金や効率を当然のように計算してしまうのは、私たちが立派な大人になったからでしょうか。子供の時に何度も感じた「好き」という単純で圧倒的な熱量。
今のこの時期は、思考作戦ではなかなか進展しないため、問題や課題をこじられせるだけになっていくでしょう。
双子座下弦月
最後に残るのは、飾られた仮面ではなく、相手にどうみられるかなど考えない、圧倒的な愛の熱量と創造力。これを私たちは思考では十分に理解はしているけれど、日々のルーティーンの中で埋没し、効率か非効率かどうか。そして前例がうまくいけば、またうまくいくはずだとといった、思考に傾きがちでカチコチの石頭が出来上がってしまいます。
インターセぶとがしめす通り、一期一会
二度目はない、そんな気持ちで全てと関われたら自然と、圧倒的な愛の熱量と創造力が湧いてくるのではないでしょうか。
獅子座金星が燃やす「好き」の衝動を感じることで、「何を財産とみなすか?」が見えてくるのかもしれません。
それでは苦悩も豊かさとできる、双子座上弦月をお過ごしください。
次回は2度目の9/22乙女座新月に
23は秋分です。


