本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
11/5牡牛座満月をお届けします。

模索している貝殻と
遊んでいる子供たち



月のサビアンは「模索している貝殻と遊んでいる子供たち」

前の度数「重い荷物を運ぶポーター」では、無理をしてでも責任を果たす姿が描かれていました。そこから一転、この度数では、安全な環境(波打ち際)で遊ぶ子供たちが象徴として現れます。

ここでのテーマは「安心の中での探求」すでに必要なものは手にしており、今は心の余白をもって、これからの可能性を探っている段階です。波打ち際にいるということは、感情(海)に触れる喜びを感じながらも、まだ深くは潜らない状態。安全圏の中で、無邪気に未来を試している、そんな月の状態です。

仕事をしている
電話接続士


太陽サビアン
「仕事をしている電話接続士」

蠍座のこの度数は、過去に築いた人脈をもとに、新しいつながりを管理し、影響力を広げていきたい目的を持ちます。

「電話接続士」は、人と人、情報と情報を結ぶプロフェッショナル。状況に応じて話し方や態度を変え、必要な縁を繋ぐ柔軟さを持ちます。蠍座の太陽は、触手を伸ばし続けるように、自分の関わりたい世界へと深く入り込みます。信頼を築きながら、より深い絆を求める欲求が募ります。

満月アスペクト



今回の満月では、月が10ハウス、太陽が4ハウスに位置します。
「外から認められる価値(社会的成功・肩書・実績)」と「内側から感じる価値(心の充実・使命感)」のズレが意識されやすいタイミングです。

周囲からの評価や結果があっても、内面では満たされない。10ハウスの月は「この程度でいいか」と表面的な安定を保ち、4ハウスの太陽は「本当に繋がりたいもの」を求めながらも届かない、そんなアンバランスを感じやすいでしょう。

しかし満月は、一旦「今ここまで」という区切りをつける節目です。

新月から始まったこれまで築いてきた関係や成果を整理し、次に進むための基盤を整える時です。月と太陽に対して、メジャーでタイトなアスペクトを取る惑星は他にはないため、自分の内面と社会にスポットが当たります。

4ハウス太陽深掘り


今回はSAC獅子座で
チャートルーラーは太陽です。

4ハウスは「家」「ルーツ」「心の土台」を司る場所。ここに鎮座する太陽は、人生を通して「自分が安心して帰れる場所」を創造することがテーマになります。それは物理的な家や家族である場合もありますが、本質的には「心の居場所」「魂の安定」を自分の力で創り出していけるか否かです。

自分の帰る場所が安定していない限り、外でどれほどの成果を上げたとしても虚しく、また途中で人生迷子になりやすいもの。社会評価や成果のある無しは、社会での役割、ペルソナを被って果たすものなので、私の一部ではあるけれど、私そのものではありません。仮に影響力を持てたとしても、それは社会目的を果たすためのアイテムの一つでしかなく、しかもそれは一過性のものでししょう。

前回の水瓶座上弦月にも示されていたように「私はどこから来てどこに向かうのか」

社会的な肩書きよりも、「私は何を大切にして生きているのか」。そうした問いを見失わないことが、人生の軸を保つ鍵となります。

牡牛座スーパームーン


スーパームーンは地球に最も近づき、感情が増幅されやすい時です。
努力や成果が明るみに出る一方で、「これでいいのか」と疑う気持ちも強まりやすいでしょう。

仕事や収入、暮らしの質、人との関わり——どの分野においても、これまでの人まずの成果や結果が示されているので、気に入る、入らなくてもまずは成果として受け取ることです。そして、これから手に入れたいものをどう積み上げていくかですが、それも太陽4ハウスの土台にかかっています。

この後の星の流れ


次回の11/12獅子座下弦月までに

・金星が蠍座にイングレス
 ──「所有と共有」「安心と変容」のテーマが浮上。執着や独占欲が表に出やすくなるでしょう。

・8日、天王星が逆行へ
 ──牡牛座のテーマが再び強調され、愛やお金、価値観の再定義が起こります。

・10日、水星が射手座で逆行開始
 ──「私はどこへ向かおうとしているのか」という根本的な問いを続けることでこれからの向かうべき道が見えてくるのかもしれません。

それでは
スーパー豊な満月をおも変えください。次回は11/12獅子座下弦月に!

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