本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
12/5双子座満月をお届けします。

テレパシーでの会話
月のサビアン
「テレパシーでの会話」
ツーカー度数。何も言わずとも、互いの間では通じている、意思疎通を示しています。いきなりこの状態にはなれないので、前の度数から考察してみましょう。
前の度数は「ピアノを目の前にした偉大な音楽家」膨大な練習量と、圧倒的な技術を持つ偉大な音楽家が演奏するピアノ曲。自分の世界観を十分に表現できる音楽やアートの世界では、言語を超えて多くの人々を感動させることができます。
平凡の域を超えた専門的知識と技術の集結。でも実際は、聴いている人全員が、音楽家の意図を汲み取って共感しているかと問えば別問題。だから次の度数では「テレパシーでの会話」でピンポイント疎通できる相手を見つけます。
※日常のサンプル例は、アグニベースやニュースレター動画で
月のアスペクト
月は6ハウス
ドラゴンヘッドスクエア
そもそもテレパシーで通じるのは難しいけれど、特に職場ではテレパシーでの会話は不可能──この現実を突きつけられる配置です。(それ以前に言葉通じないとか)
本音を知りたいのに、自分でも言葉にできず、情報を集めても知識だけが先走って心が追いつかない・・・は、誰もがよくある体験です。深く関わりたい相手にも、言葉選びが適切でない場合は、間違った印象を与えてしまう可能性は高い。
月は金星とオポジション
(オーブ広めなので影響薄)
相手を思うほどに、自分の「できない」にばかり目がいき、落ち込んでしまうのであれば、愛されたい欲求の強さを自覚すると月をコントロールしやすいでしょう。
ピラミッドとスフィンクス
太陽サビアン「ピラミッドとスフィンクス」本格的な探求度数。
自分なりの歴史観から世界観を組み立てようと、射手座らしいスケールの大きさが表れます。ピラミッドとスフィンクス」と示されているように、一つの遺跡にとどまらず、複数の歴史的発見を結びつけて、どこにも存在しない普遍的な知恵を再構築しようとします。
現代に置き換えるなら、「巨大地下都市」とか。古代へと遡り、広い視野で物事を捉えられる良さがある反面、世間一般からは「現実味がない」と見られやすい熱中領域です。
太陽アスペクト
太陽は12ハウス
オーブかなり広めの火星合
現実世界を生きる力が弱く、自分の世界に閉じがち。熱中するのは、自分の興味ある分野だけのようで、偏りが生まれやすい配置です。外側へ向けて主張するより、自分の内側で燃焼。集中力はあるのに外の世界と噛み合わず、月と同様、理解されにくい太陽です。
離れたところで火星が寄り添っていることで、「このままでは終われない」という強い推進力が燃えているのであれば、タイミングの測り方によっては、一気に動く可能性があります。この太陽を活かすには、社会に「まだ存在しないもの」を持ち込むことがカギとなります。
チャートルーラー
今回の双子座満月図では
魚座土星になります。
土星は3ハウス、溶解する海王星と共にあり、水星、木星とグランドとラインを形成。魚座が境境界線を曖昧にし、双子座の月が、軽いノリで選択肢を増やし、射手座の太陽が、理想を高く掲げる。そんなエネルギーの中で、3ハウスの土星は静かに「考えるだけでは、どこにも着地しない」と告げているかのよう。
正しそうな言葉は山ほどあり、人の意見も過去の成功例も、いくらでも拾える時代。けれどそのどれもが、あなたの未来に責任を取ってはくれないし、現実の成果を保証してくれるものでもないのです。
私的考察
前回の11/28魚座上弦月では、これまでの延長では届かない未来へ静かに線を引き直す時間でした。
その線引きしたラインを、一つの結果として見せてくれる今回の双子座満月。月6ハウス、太陽12ハウスなので、毎日のルーティーンを通して、自分の水星、選択してきたものを知ることになります。
まず一つ目の注目
水のグランドトラインは、「なんだかんだ言っても今の私は幸せだ」と思わせてくれます。確かに心地よく、守られた感覚です。けれど射手座の太陽が示す、このままでは終われない」という理想を持つなら、その幸せはどこか仮の安定にしか感じないでしょう。
今の「一瞬」は楽しい
感謝できる大人にも、なれた。
けれど正直なところ、幸せだけど幸せでないような感覚。
私が本当に望んでいるもの──最も強く欲してきたものは何だったのか。知識を集め、少し賢く考えられるようにはなったけれど、考えてきたことは、実感を伴う成果になっているのか。土星が求める「確かなもの」を私は手にできたと言えるのだろうか、です。
この満月が見せてくれるのは、世間の正しさではなく「自分が引き受けられた選択の結果」が示されています。「これで行く」と、自分で決めたことだけが現象化していくので、自分の思考、水星の状態を知る満月としてお受け取りください。
それでは豊な満月をお過ごしください。
次回は12/12乙女座下弦月に!

