本日がお誕生日の方おめでとうございます。3/19魚座新月をお届けします。

プリズム


新月サビアン「プリズム」

宇宙のあらゆる要素(光、音、意識など)は、一つの原点から7つに分岐することで、特定の環境に存在し、浸透していきます。プリズムの「七色」や音楽の「七音」が示す通り、7つの段階を経て完全な「一周期」を形成。例えば、音階のドレミファソラシド。次のオクターブの「ド」で、これまでの一つのサイクルが完成し、次の次元に移るというように。

また、水瓶座の最後がすべてを一点(無)へ収束させる解脱なのに対し、魚座の最後は一を多へ広げる新しい輪廻(再生)への突入です。ひとつの意志を多角的に分化させ、環境に足がかりを作る「生命の誕生」のプロセス。

19日の翌日は、春分を迎えます。
26年の生命誕生です。

魚座新月


新月は10ハウス
新月と火星に木星トライン

これまでの体験によって、それぞれの社会性が四方八方に広がり、個々それぞれが別次元へと移動していく新月です。木星は、中身が伴っていなくても「形」だけは整って見えてしまうという社会現象を引き起こし、そのわかりやすい例が、選挙後の政治家に代表されているのではないでしょうか。

表面的な「知恵(情報)」だけで社会的な体裁を整えてしまう危うさがある現代では、後になって「実体が伴っていない」という批判に晒されないよう、力を注ぐものに対して、どれだけ確信のある裏付け(実務)と泥くさい経験を積み上げられるかが今後問われるでしょう。(10ハウスの土)

逃れられない依存と拘束


また木星は金星とパータイル
「自ら選び取った逃れられない依存と拘束」

自ら選び取ったものだからこそ自分を縛り、物事が実際以上に「素晴らしく、価値があるもの」に見せてしまう金星木星。その「祝福」は本物なのでしょうか。

逃してはならないと先急ぐのは、お金、地位、肉体的な快楽といった「目に見えるもの」だけに執着するから。いつしか精神性から遠ざっかていることに気づいても、肉体的快楽を味わってしまえば、それ以外のものは、非常につまらない、一気に色褪せて見えるのでしょう。

魚座水星逆行


新月図のチャートルーラーは水星
「公的な役割における意味の喪失と再定義」

これまで掲げてきた仕事の方針や肩書きが、急に実態を伴わない虚像のように感じられたり、曖昧な表現が原因で誤解を招いたりと、社会的な信頼を微調整せざるを得ない状況が起こりやすくなります。

通常、仕事(10ハウス)は論理や数字で動く世界ですが魚座の水星は、「なんとなく」と感じた空気感によって情緒や直感で上書きしようとするため、話の筋が曖昧になり、決定が二転三転しやすいでしょう。

また、過去の出来事と同じような場面に出くわしたり、同じ失敗を繰り返しているのではないかと、不安にもなりやすい時期ですが、それも不必要な社会的仮面を脱ぎ捨てるための促しです。より純粋な自分の意志で社会と関わり直すための宇宙からの恩恵です。

魚座新月のメッセージ



この新月、私たちは一つの原点から七色へと分かたれるプリズムの光のように、それぞれの新天地へと散っていきます。(新月から春分へ)

社会が表面的な成功や甘い誘惑に浮き足立つ中で、問われているのは「その形に中身は伴っているか」という一点でしょう。

目に見える快楽や地位という「鎖」に縛られたまま、実体のない虚像を追いかけるのか。あるいは、水星逆行がもたらす「足止め」を恩恵として受け取り、不必要な仮面を脱ぎ捨てられるのか。

魚座の終わりは、終焉ではなく新しい輪廻への突入です。どれほど社会の霧が深くとも、自らの体験という泥臭い裏付けを持った者だけが、春分から始まる新しい次元で、確かな足がかりを築くことができるのです。

春分詠みは、後日のニュースレターに。それでは光煌めく新月をお迎えください。




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