本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
6/15双子座新月をお届けします。

双子座新月と夏至
今回の新月は「探求と高次の学び」を象徴する9ハウスで起こり、さらにその翌週の6月21日には、1年の大きなエネルギーの切り替わりである「夏至」が控えています。
夏至は陽の極みであり、同時にここから陰のエネルギーが静かに始まっていく重要な転換点。26年の夏至直前のタイミングで起こる新月は、新たなフェーズへと向かうための自己鍛錬のスタート、知性獲得の始まりとなるでしょう。
パームの枝を刈る男
新月サビアン
「パームの枝を刈る男」
植物が自然のままに伸びていくのに対し、庭師が余分な枝を切り落とし、目的に合わせて形を整えていく様子を表しています。
これは自然の流れに身を任せるのではなく、自らが持つ知識や意志によって、人生の方向性を明確にコントロールしていくことを意味します。社会生活の中で自分自身の目的を果たすために、不要なものを削ぎ落とし、進むべき道を人為的に整形していくのです。
新月は9ハウス
冒頭に書いたように、「探求と高次の学び」を象徴する9ハウスで起こります。希望と理想を描きながら、暮らしはもとより精神を高みへと引き上げていくには、これまでの人生で起きた出来事全てを教訓とし、自身の知性によってパームツリーのように体系づけていくことを目的とすることが促されています。
全てに意味がある
「全てに意味がある」
これは確かな事実だけれど、どんな意味があって今の人生を形成しているのか、体験時に言葉にならなかった思い全てを言語化できた時に自分が救われるのではないでしょうか。
その知性の体験を起こして初めて、未来の希望の扉が開かれていくのが9ハウスの作用です。
今や新書コーナーには「言語化」他が積み上げられているけれど、言語化とは、曖昧だった過去の経験に明確な「位置づけ」を与える作業です。(上手に話すことが言語化ではない)人生という私の木の枝の一本一本を確認することで、幹の広がりと無駄を知り、そしてこれまで張ってきた根を知れるのです。
森を見て木を見ず
木を見て森を見ず
物事の確実な理解には、細部を観察するミクロな視点(木を見る)と、全体を俯瞰するマクロな視点(森を見る)の両方の往来が重要とされています。
9ハウスは、日常の狭い枠組みから飛び出し、より広い世界、あるいはより高い視点から物事の真理を見出そうとする場所です。単なるお勉強としての学びではなく、自分の人生に起因する哲学や思想を構築するステージだということを忘れていては、いつまで経っても真の意味で自己肯定できることもなければ、気づの起きる知性が育つこともないでしょう。
チャートルーラー
新月図において、チャートの鍵を握るアセンダント(上昇宮)は乙女座にあり、その支配星(チャートルーラー)である水星は、社会的な達成や天職を示す10ハウスの蟹座に位置しています。
現在、多くの社会願望、集合意識として「組織や会社という枠組みに縛られたくない」「自分らしく、本当にやりたい仕事で社会に貢献したい」という願いが、より強まっています。また定年を想定して、第二、第三の働き方を考える方も増えている今。
10ハウスの水星は、まさにその「社会に参加し、自分の力で仕事をしていきたい」という純粋な欲求を刺激していると同時に、アセンダントが乙女座であるために、内面では非常に繊細になりやすく、始める前に自分で限界を決めてビビってしまう傾向も現れやすくなります。(乙女座特有のコンパクトにまとめる作用)
さらに、10ハウスの水星は、試練と規律を司る土星とスクエアという緊張の角度を形成しています。
この配置は、自分のやりたい仕事へと突き進もうとする思いに対し、社会的な責任や現実的な壁、あるいは「きちんと訓練を積まなければならない」というプレッシャーとして自覚されやすいでしょう。
自分の意志で人生の枝を刈り込もうとする一方で、乙女座的な繊細さと土星の重圧が相まって、一歩を踏み出すことに躊躇を感じやすく、行きつ戻りつつの時期です。
好きな仕事で社会貢献
組織や会社という枠組みに縛らることなく、自分らしく、本当にやりたい仕事で社会に貢献する促しは、2010年牡羊座・天王星イングレスによって示されていました。
完全入宮のまさに前日である2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
これによって原子力発電への依存や安全神話といった既存の社会構造が揺らぎ、「国や組織に頼らず、個人としてどう生きるか」という個の自立やライフスタイルの変革が急速に進みました。また、スマートフォンやSNSの爆発的な普及により、個人の発信力が組織を凌駕する土台が作られたのもこの時期です。
この頃から、私たちの自立は強く促されていましたが、まだまだ安全でしょうといった社会神話が根付いてたいたため、実際に取り組む人は圧倒的に少なかったです。スピ界でもビジネス講座が出回り出した頃でしたが、危機感を持って学ぶというよりは、ただ学ぶことでフリーランス気分を味わい実行せず終わってしまう方も多かったように思います。
さて、あれから15年
あなたの仕事に対する意識はどう変わったでしょうか。
新月の始まり
トラサタ天体のサインチェンジは、世の空気を変える作用を持ちます。
その中でも大きく変えてしまうのは、12サインの始まりである牡羊座です。
今、現在は牡羊座に土星・海王星が入室して間も無くですから、社が見せてくれていた夢の結果の事実が如実に現れています。その一つである「自分らしく、本当にやりたい仕事で社会に貢献したい」希望や夢の実態は、詐欺や欺瞞で溢れていて、誤魔化しきれない程に格差が分かれています。
今回の双子座新月と夏至(6/21)
大人の女性として、自らの人生の「庭師」になる時です。社会の枠組みに対する違和感を放置せず、さりとて不安に負けて諦めるのでもなく、知性と意志を持って進むべき道を剪定していく。その静かな決意が、夏至以降の新たな流れを確かなものにしていくのではないでしょうか。
それでは、乙女でビビり恐れながらも、新たなスタートを切れる新月をお迎えください。次回は、6/22天秤座上弦月に!







