皆さま、こんにちは!
京都アグニの金子元美です。
本日がお誕生日の方、おめでとうございます。
5/4の下弦詠みをお届けします。
豊かな時間
asc牡牛座
金星は水星と冥王星トライン
GWということもあって、のんびりと自分の好きな時間を過ごされている方も多いと思います。
現実的な豊かさを感じるアスペクトで今、手にしているものを味わい尽くす、そんなタイミングでもあるでしょう。
もし、この豊かな時間を感じることがないのであれば、自分に集中しすぎているのかもしれないし、貪欲になりすぎているのかもしれない。
自分探しや生きる意味を考えすぎてしまうと、目の前を見ているようで何も見えていない、そんな状態に陥いってしまうことが多々あります。
見慣れた物や人が定位置にあって、食べたいものを食べて特別なことが何も起きない、いつもの風景。
今ここにないものを求めず(火)
心波み立つことなく(水)
思考するのをやめ(風)
いつもの定位置に体を緩める。(土)
雲を飽きずに眺め続けても、何一つ音の聞こえてこない静寂さ。眠気が誘われるような、そんな静かな時間が豊かさなのだと思います。
心(月)は何を受け取っていようが現実はあなたなりの豊かな時間が流れているはずなので、牡牛座の感覚にたっぷりと刷り込んでくださいね。
水瓶座の上弦月
月のサビアンはトンネルに入る列車
無駄を嫌い、目的をはたすめたに最短距離を行く頭の良さ
一方、太陽は海岸で子供たちが遊ぶ
適当なところで手を打つ無理のない暮らし
下弦月はスクエアなので当然、サビアンの意味は対比的になります。
下弦月を新月に向かう手放しだとしたら、月の10ハウスが示すのは成果報酬を求めない、ということになりますね。
月は土星と共にあり無駄を嫌い、制限をかけてミニマムにミニマムに。
月のアスペクトから考えれば、今回の下弦月のGWはお掃除日和かもですね。物を減らして生活導線を整えることで空間が広がり、いつもとは違った収納方法に頭が冴えるのかもしれない。
サビアンが示す通り、日々の家事労働の最短距離を見つけ出し効率を上げてくれるのではないでしょうか。
太陽の目指すもの
太陽は海岸で子供たちが遊ぶ
適当なところで手を打つ無理のない暮らし
こちらは天王星と合です。
適当なところで手を打つとは、自分の能力に対して限界と可能なことをを分けられる感覚機能を示します。
この判断をするには自分の限界を知っていないとできないし「子供たちが遊んでいる」という表現に象徴されているように、本人にとっては安全なリラックス状態にある時をさします。
ここに天王星が加わるので、これからの人生に対して不可能だと思われる選択は減らしていく、あえてお別れを選ぶ(天王星の分離)ということになりますね。
太陽の傍から離れない水星と金星は冥王星とトライン
無理をすればまだまだ全然イケると思うことも、物足りないくらいの適当なところで手を打ち、分ををわきまえて小さく整えることが、現状においての賢い選択なのでしょう。
月のサビアンにも通じるように、この思いがけないスクエア選択が、結果的に最短距離を行ける方法なのかもしれません。
今あなたの現状にあてはめてみて、思い当たることはあるでしょうか。
下弦月のまとめ
チャート全体は東側に集中していて、自力を発動させたがっていますが、サビアンの意味やアスペクト、そして度数の内包している意味から考えても、未来を感じないもにのに対してはこれ以上深入りしないことです。
私たちはつい常識的に、〇〇であろうという善人神話に意識を向けがちで、そうできない自分を否定しがちですが、できないものはできないし無理なものは無理なのです。
この引け際感覚を、間違えないように使いたいものですね。
何を選択するにしても、今の自分には無理なのであれば罪悪感を持たずに、今の自分はそうなんだから、とそれを自分に許してあげてください。
今は無理だけど、またいつかは無理でなくなるかもしれないし、もしかしたらずっと無理かもしれない。
今後は自分の意識がどう変わっていくかなんて今の自分にはわからないのだから、そこまで今は考える必要もなければ背負う義務もないのです。
豊かな時間を味わいながら、無理なものは手放してくださいね。
明日には明日の風が吹く
それが風の時代のスタイルです。
それでは豊かな下弦月をお過ごしくださいませ。
次回は5/12新月に✋