本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
10/24獅子座下弦月をお届けします。
獅子座下弦月
前回の満月で溢れたエネルギーが
新たな形で私たちを促す獅子座下弦月。
今回のテーマは、不動サインの持つ強い力をどれだけ手に入れられるかで、折しもバイアコンバスタと重なり、24年の最も踏ん張る時が訪れます。不動サインの働きとは、一度決めたことや始めたことを途中で投げ出さずに最後までやり遂げる持続力や、既存のものを維持するための管理能力の発揮です。それが結果的に、その人の軸となり、環境がどうあってもブレない強さを作ることになるのです。
月と太陽はどちらも1度の位置にあり、これを生まれたばかりの卵だとしたら、この卵が無事に孵化するかどうかは、ひたすら温め続ける力、すなわち「不動の意志」にかかっています。焦ることなく周囲を閉じ、じっと耐えながら、今の自分がやるべきことだけに集中する必要があります。
月のサビアンは「おたふく風邪の伝染」
周囲の人を巻き込むぶちまけ度数です。
月は4ハウスで金星トライン
閉鎖的な場所でこそ、自分の感情を正直に吐露しやすいことを意味します。吐露することで自分の意志や信念を改めて確認したりするでしょう。(火トライン)
吐露すれば周囲の人の怒りを買う場合も当然あるだろうし、吐露すればスッキリ、次の日にはもう目指すものが変わっている(射手座)場合もあるでしょう。また火のエレメントは、立ち止まることなく上を目指すサインゆえ、過去を忘れ、目指すものが変わったことすらも気づかずに、ただただ純粋に、自分の思いに正直に従っている感覚だけがあるだけなので、気づけば収拾がつかない事態に陥っていることもあるでしょう。
蠍座の太陽
蠍座の太陽は、DSC手前の6ハウス
太陽サビアンは「割れたビンとこぼれた香水」
ゲッソリするような吐露
対人関係において、心理的な壁がなくなると、は心に留めておいたことをどんどん吐露するようになります。6ハウスですから、職場や日常生活にのシーンにおいて、心理的な壁が崩れることで、思わぬ形で自分の内面を吐露する場面が訪れやすいでしょう。この作用は、これまでの天秤座のなびき続ける風の性質から、水の蠍座の器に閉じ込められていく体験でしかなく、ここで必要な体験は、望む望まずにかかわらず深い感情共有体験です。
秘密の共有ほど、関係性の密度が濃くなるのと同じ作用です。
火星と冥王星
火星と冥王星がオポジション
天王星が調停するアスペクト
この配置は、深い衝突や対立をもたらす可能性がありますが、同時に内面から湧き起こる本能の力試しです。特に「バイアコンバスタ」と呼ばれる特定の度数帯(天秤座15度〜蠍座15度)で、火星と冥王星が強調されるこの時期は、長らく無視していた問題が表面化し、対処を求められやすくなります。
冥王星の闇に葬り、見ないようにしていたものを、火星はわざわざ拾うために無視できなくなり、真正面から向き合うことを迫るのです。抑え込んでいた感情や、長い間避けてきた課題が再浮上し、解決へ向けて動き出すタイミングで重要なのは、周囲の意見や和に惑わされず、とことん自分の意志を貫くことです。
ここで社会で自主性を図れるか否か
それともただ黙って耐え忍ぶべきか
同じ忍耐を必要とされるのであれば、あなたはどちらを選ぶのでしょうか。
チャートルーラー
射手座の金星は8ハウス
不動の8ハウスで金星が深い感情的な絆と結びつくことで、愛やお金に対する態度も単純ではなく複雑化します。
魂レベルでの強い絆を結びつつも、伸び伸びと生きていくことを理想とするならば、どんな場に飛び出したとしても、不動サインの持つ強い力を持ち合わせていなければ、すぐにも心折れてしまうだろうし、引き返せる場がないなら、旅は楽しいものではなく、単なる放浪でしかありません。
「誰も知らない遠い場所に行ってみたい」
未知の世界へ向か痛くなる気持ちも、目指した場所がダメだとわかれば、帰る場所があるから出かけられるわけで、旅立つ前には、蠍座の強い結びつきを作る必要があるのです。
獅子座下弦月まとめ
どんな状況にも揺るがない不動の意志が求められている獅子座の下弦月。
火星冥王星は、扱い方を間違えれば暴力的にもなりうるアスペクトですが、これまでにない社会で通用する自分の力を生み出す時でもあります。自分自身の軸をしっかり保つためには、蓄積された感情エネルギーの解放が必要で、それは自分でもびっくりするくらいの、爆発的なエネルギーかもしれません。
社会で感情をストレートに表現した場合、それに付随してくる制裁も、受け入れる覚悟も必要になるでしょう。
それでは豊な下弦月をお過ごしください。
次回は11/1蠍座の新月に🖐️
長くなりましたので、月相詠みはアプリに。