下弦の月です。
新月に向かうための準備
手放し、浄化の時です。
今回の下弦の月で
わたしたちが捨てるべきものは
私的感情でしょう。
好きとか、嫌いだとか
独占や束縛
損得や嫉妬や妬みとか。
魚座は
より大きなものへと回帰するサインで
わたしという枠すらも
取り外さないことには自由にはなれず
個に執着する限りは
細部にばかりに目を留め
批判精神旺盛なマイナスの
乙女座要素が侵入してきます。
他者を批判し
どれほどの完璧さを相手にも
自分に求めてもそれは不可能で
一生納得いかないまま
ジレンマを抱えながら
生きていくことになるでしょう。
わたしという小我を超えた
わたしたちという大我
本来、わたしたちは皆
同じ魂の故郷からやってきて
同じ場所に還っていきます。
地球上で終の棲家を探し続けても
血肉を分けた家族のつながりを超え
わたしたちという大我で生きないことには
一生、見つからないし
苦しみからは逃れられないのです。
大我で生きようと、目指すのではなく
決意するのでもなく
自分流儀で生きていれば
自然とそのように辿り着くのが
本来の生き方ではないでしょうか。
互いの魂が喜ぶ響き合い
愛する人の胸だけが終の棲家ではなく
この世で迎えられるであろう
未来の希望をソウルと共に抱いて生きれば
今、わたしのいる場所が終の棲家になるのです。