今回はタロットカードからのお話を伝えします。
タロットカードはカバラ思想を背景にした、精神の成長段階をヴィジュアル化したものです。
カードは全部で78枚
大アルカナ22枚
小アルカナ&コートカード56枚で構成されています。
今回お話しさせていただくのは、小アルカナのエースカードについてです。
小アルカナのエースは、創始のパワーに満ちているカードで、占星術に例えると春分・夏至・秋分・冬至のようなエネルギー。大きな始まりを意味しています。
タロットカードを知らなくても、今後きっと人生に役立つと思われるポイントなので、思考で混乱されたとき、ご活用されてください。
こちらは4つのエレメントに分かれています。
エレメントとは宇宙を構成する元素で
火は精神性
水は感情
風は思考
土は経験です。
絵柄をよく見ていただくと分かると思うのですが、手が出ている位置が違いますね。
左は過去、右は未来です。
未来からやってくるのは、火の直感と水のフィーリング。過去からやってくるのは、風の情報と、土の体験です。
この違い、お分かりになりますか?
直感とフィーリングは、まだ自分が経験していない未知から訪れたお知らせで、情報と体験は、これまで自分が知っているものです。
私たちは、ことあるごとに思考します。
まだ体験していない未来のことは不安だらけので、さらによく思考します。(・∀・)
宇宙の法則から考えても、どれほど思考しても未来のことは読み解けないのです。過去の情報をつなげているだけで、言わば統計学のようなものですね。
高いパーセンテージに含まれている過去の情報を、きっとこれからもこうであるだろうという予測として捉えているだけで 実際にはそのように未来は展開はしていかないでしょう。
特に2020年からは、コロナが示しているように未来は更に不透明です。これまでなかったものが現れてくるのが未来なので、いくら思考しても、それは結局は自分の過去をグルグルと回っていることだということに気がつきましょう。
では未来の情報を得るには どうすればいいか。
カードが示しているように、直感とフィーリングを頼りにするのが一番間違いがないことになります。
直感とは、いつ降りてくるか分かりません。今日かもしれないし、明後日かもしれない。もしかしたら半年間は降りてこないかもしれない。
フィーリングも、人や場に触れて初めて訪れる感情なので、 こちらもいつ感じるのか分かりません。
このどちらも期待するほどやってこないし、思考をしている間は訪れません。
直感は火のエレメントが示しているように、純粋でピュアな精神性を持っていないと訪れないし、フィーリングは水のエレメントが示しているように、クリアなハートでないと感じることはできないのです。
私たちは、自分のことは純粋でクリアだと思っていますね。(・∀・)
そしてよく聞く「直感が冴えている」「ハートで感じた」という言葉。
もしこれが未来からやってきているものであれば、途中で悩んだり考えたりはしません。それ以外の選択肢を選び直そうとは考えないし、ただただ未来から訪れた直感とフィーリングを信じ続けて、ただただ一歩ずつ自分の足を前へと進めていくだけです。
根拠のない自信とは、根拠がないから一生崩すことができない代物。だからこそ揺るぎない自信と信頼を持ち続けることができるのです。
あなたの直感とフィーリング
思考は挟まっていないか
そんなところをチェックしながら、自分の未来情報は本物なのか、ただの気の迷いなのかをチェツクしてみてください。
3/24牡羊座の新月動画、私のミスで録画できていませんでした。参加者も少なかったこともあり、気が緩んていました。申し訳ありません。
次回のミーティングは4/8満月です。