2021年ソーラーリターン図。あゆこ編

皆さまこんにちは。小桜えりです。

今日はソラリタシリーズの2回目、あゆこさんのリーディングをさせていただきます。

在籍順に読んだネイタルのときも最初が元美さん、次があゆこさんだったのですが、また同じ順番。お二人はバースデーも近いのですね。

あゆこの2020年

まずは、2020年、あゆこさんの昨年のソラリタ図ではアセンダントが乙女座でした。

あゆこさんのネイタルのアセンダントは蟹座でカーディナルなので、始める力の強いサインですが、昨年はミュータブル。昨年はだれもがコロナに翻弄された年でしたが、あゆこさんは普通以上にいろいろな対応を迫られたと思います。

お仕事の上でさまざまな調整が必要だったと思いますし、アセンルーラーの水星も乙女座の場所である6ハウスにいたので、さらにその傾向が強まったと思います。

　あゆこさんが行っているレッスンでもオンラインを取り入れていらっしゃいましたし、対面を希望される人にはそのようにしていたようですし、相手の望みに合わせていらしたのがとても印象的でした。

あゆこの2021年

そして今年、2021年のソラリタ図では、アセンダントは蠍座です。

フィックスドサイン。心の力を維持しようと努めます。ルーラーの冥王星は3ハウスです。

　水星はもう4ハウスですが、そこを先頭に、3ハウスには木星・太陽・土星のコンジャンクション、それから冥王星・金星のコンジャンクションで5天体も集合します。

あゆこさんは、3ハウスが今年のテーマとなるのですね。

あゆこさんのネイタルでは8ハウスにいる太陽は、ソラリタ図では3ハウスなので、今年は双子座色が加わります。

木星・土星にはさまれ、社会にもまれる太陽。

木星で広げて土星で定着させるといいますが、昨年からブログ等で社会へ向けてたくさん発信してきていることが当てはまるかもしれません。多くのことを発信していく中で、大切なものだけを抽出していく、そんなイメージがわきました。

　また先ほど述べたように、昨年の大きな社会の変化に対応し、お仕事の仕方を変化させてきたことが今年につながっていることを思えば、双子座のサバイバルという意味がクローズアップされそうです。

　ふだんのあゆこさんの明るい声からすると、あまり関係ないような錯覚に陥りますが、芸術関連のお仕事は、今大変厳しい状況です。金星冥王星の表す資金繰りの面からも、生き残りをかけて踏ん張らないといけない時期となりそうです。

あゆこの水星

水星はICに乗っています。ICは心の居場所。

とりわけ、ネイタルがアセン蟹座のあゆこさんにとって、ICという場所は大切な気がします。その心の深い場所でつながった人たちを思うとき、水星をとおして未来情報を得ようとするかもしれません。それが今年の3ハウスのテーマをクリアしていくための、知恵となったらいいですね。

　月は9ハウスで、満月直前。あと1度で満月です。

満月は結果、受け取り、もうこれ以上はない、という状態ですが、その一歩手前という状態がこの1年続くと考えると、常に高い理念を掲げて、あともう一歩、あともう少し、と調整を重ねながら進んでいかれるのだろうなと思います。

満月直前の宇宙リタ

そこに突如として入る横やりが6ハウスの火星、天王星。

月・太陽・木星・土星とフィックスドサインのTスクエアを形成します。

あまりここで触れるのもどうかという気もしますが、昨年末の骨折は、このTスクエアに表れていたと思います。

　すでにケガという予期せぬ大きな出来事で、この星のエネルギーを受け取ったわけですが、この影響がまだ続くと考えると、ほかの方法でこのエネルギーを使わなければなりません。

天王星・火星のコンビネーションは、土星が表す常識的な世界を超えた、周囲の人々が驚くような改革をしていく必要があります。

牡牛座なので、これまでの価値観を壊し、ゆっくり進めていくような、何か。もともと、あゆこさんの太陽は水瓶座でそのルーラーが天王星であることを考えると、改革の精神は持ち合わせていらっしゃるので、本領発揮といったところではないでしょうか。ネイタル月も牡羊座で、ルーラーは火星ですので、この組み合わせはあゆこさんを象徴しているような気さえします。

　ネイタル太陽・冥王星トラインを持つあゆこさんの粘り強さもあり、驚異的な回復力でケガから復活されましたが、この一年、それらを全部使ってソラリタのテーマに挑んでいただきたいと思います。