本日がお誕生日の方
おめでとうございます。

6/14射手座満月を送ります。

ASC山羊座


ルーラー土星は1ハウスの終わり

これまでの社会ルールによって抑圧してきた憂鬱な自分を、温かい気持ちで自分を迎え入れられる頃です。まだまだ自身に制限をかける癖は治らなくても、人生改革しようとする意欲は高まり(水瓶座)土星モデルとなる完成された大人がそばにいる人は、社会への具体的な足がかりもつけやすいでしょう。

これとは逆に、他者を容易く信じることができないのであれば自分への禁止事項が増えるため憂鬱な気質に支配され、社会印象は厳しく辛い印象ばかりが強くなるでしょう。(土星金星のスクエア)意地の悪さとしても出やすいので、年配者との関係が悪化したとしても自育して超えていくしかありません。土星は、若い人には憂鬱さとしてしか現れないけれど、時間を積み重ねていくことで(努力)揺らがない生きる力へと確実に変わっていきます。

人生改革といっても大胆な選択に出るのではなく、時間をかけて取り組む中での緩やかな進路変更です。(水瓶座と獅子座インターセプト)それは土星を通して行われるでしょう。すでに以前から取り組んでおられた方は7年単位で振り返り、自分はどのような努力を重ねてこれたか、また社会生活ににおいてどのような責任を果たせたかが今後の足がかりになるでしょう。(ASC天王星トライン)

水星・双子座


水星は双子座に戻ってきました。

5月の逆行体験を通して気づきを得られた方は、双子座期間はスピーディに仕事がはかどりやすい時期となります。5ハウスにある水星。創造力を使って仕事をされている方は、自粛期間のリベンジも相なって企画やアイディアが飛び交い、コラボレーションも盛んになる気配もありますが双子座なので知ってもらう段階に留まります。

知的好奇心を満たすため、遊ぶ水星。

応援は得られても(水星木星セクスタイル)社会の肩書きに影響を与えるには諸々の事前根回しが必要で(水星MC蠍座インコン)自分の水星力を試すための発信や、私の世界観を伝えるためのタイミングとして、ライトに発信を楽しむことで自分なりの表現法が見つかるのかもしれません。双子の水星は軽さと柔軟性です。

ただ言葉を扱う巧妙さが加わると、これまで所属していた場を失う可能性もあるので軽快なスピードに任せすぎず相手と理解し合えているか、共感できているかの確認を忘れないようにしたいものです。また兄弟関係での長年の確執では、フラッシュバックが起きやすいでしょう。表面上でのやりとりと、心理は違います。次の展開へと運ぶには双子座の水星では弱い。刺激されないよう、軽くやり過ごしておくことが無難でしょう。

射手座満月


月のサビアンは「家のドアにとまっている青い鳥」
多様性による果てしなさの度数。

あれもこれもとマルチに関わることで優劣がなくなり、動き回ってはいても目標に近づけないという事態に陥りやすくなります。この月は12ハウス手前にあり、海王星は満月とスクエア。献身的に働いてはいても生産性はなく、結果も出にくい状況。ただ肉体的には疲弊していても、精神的には「いつかきっと」と未来へ繋がると信じる気持ちが膨らむ満月です。

一方の太陽サビアンは「氷の上でスケートをする子供」

氷は冬の厳しさを示しますが、この厳しさを利用した遊びがスケートです。(子供=創造力)かろうじて太陽は5ハウスにあり、5度前ルールを採用するなら6ハウス。商売や仕事を示す水星は5ハウスで、上記にも書いたように創造性がリンクしています。状況を厳しいとだけ捉えるのではなく、それを逆手にとって利用するには、視点の方向転換が必要になります。(双子座・射手座)

双子座の特徴として、皮膚で例えると双子座はどんどん生まれては剥がれていく表皮を指すように、言葉や表現はその場限りのものになりやすいといった特徴があります。でないと言葉や新たな見解は生まれないのです。生まれては剥がれ落ちていくのが言葉やアイディアの宿命みたいなものなので、社会では煽られて派手になる(木星)傾向にもなりやすいでしょう。

太陽は土星トライン
海王星スクエア

土星の古き良き時代の精神道を土台に持ちつつも、海王星の心理的抑圧はかかりやすいのは、日本人特有の集合無意識の特徴なのでしょうか。私たちは夢のような喜びを感じるよりも、つい無力さを感じてしまうのは誰かの役に立ちたいといった献身的な意識の表れで、悪く言えば犠牲心でもあると思います。対等な協力関係をと望んではいても報酬の受け取りは相変わらず下手で、自身を犠牲にして成り立つ愛や奉仕精神がまだまだ続いています。

この心理的抑圧は、周囲からの期待による評価という場合もあります。または太陽と月から考えると、両親からの期待。親の夢を代わりに叶えたいといった無意識からの心理的抑圧という場合もあるでしょう。

魚座は2ハウスでインターセプト

まだまだ私たちは自己価値が不安定で、2ハウスの海王星が示す信仰心(信じる心)も持てないでいます。対抗サインである8ハウス乙女座のルーラーは水星。生まれては剥がれ落ちていく表皮である言葉に対して、慎重になりすぎるといつまで経っても自分を表現できないままになるし、表現したからといってそれ毎回、自分の中にある深部を表現したものかと問われればこれもまた違うでしょう。

一度で届くはずもないのだから、何度も剥がして生まれて剥がしてを繰り返す中で、自分なりの表現力である水星が育っていくのではないでしょうか。言葉とは使い捨てのような要素もあり、また繰り返されることで、その人の世界観を表現した影響力にも変わります。ただ影響力として使えるのは、受取り手にとって未知な場合のみで、知っているものを伝えられたところでそれは何の影響力も持たない言葉になります。

射手座満月のまとめ


満月は受け取りです。

満月の受け取りがよくわからない方は、記憶力だけが頼りになりますが去年の12/4射手座の新月を思い出してみて自分の水星がどのようなプロセスをたどり、ここまで来たかを振り返ってみると、自分なりの検証が取れると思います。単純に目的は何だったか。何を目指していたかを思い出してみてもいいでしょう。

満月なのでこれまでの勢いや流れも、ここで一旦止まります。小休止したり、減速することでまた次の新月に向かう準備を同時に始めていくのです。

射手座的に過ごしておられる方は(精神性優位)
忙殺されて過ごしているのに、成果は出ない、目標を目指して走り続けているにも関わらず到達できない、といった受け取りをされる方もおられるのかもしれません。満月にTスクエアとなる海王星、私の抑圧とは何でしょう? 自分の力不足と片づけるのではなく、他者への期待が過ぎていなかったか、私の描くヴィジョンが大き過ぎなかったかとか、そんなところの調整をされるとまた見えてくるものがあると思います。(視点の方向転換、再利用法への発見)

双子座的に過ごしておられる方は(知的好奇心優位)
マルチな要素を活かして、遊び感覚で仕事を広げていきましょう。皮膚組織が剥がれては落ちてを繰り返すように、1度で大きな成果を求めるでもなく、かといって慎重にもならず、過度な責任も負うことなく、私の世界観を他者に伝えようとライト感覚で発信することで、水星の伝え方もバージョンアップしていくでしょう。

6/21に迎える夏至
太陽は7ハウスです。

今回の満月図でのインターセプトとなる自己価値が、他者と出会いよって、またこれまでの関係ある方たちと親密になることで、私が所属する22年後半の社会の場が決まっていくことになるでしょう。

詳しくは次回の下弦月ブログでお伝えします。
次回は6/21魚座の下弦月に✋

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