本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
6/3乙女座上弦月をお届けします。

政治運動を制圧する強い手
月のサビアン「政治運動を制圧する強い手」
自分の意見に従わせる圧力を示します。ただこれは他者の意思をねじ伏せるような暴力的なものではなく、秩序を乱さぬよう整え、導こうとする乙女座の管理能力であり混乱の中に秩序をもたらす責任(土)も意味しています。
月は12ハウス
社会から離れた場所で、ひとり静かに思索し続ける月。困難や苦しみによる変容を果たした者だけが見つける、闇から生まれた目的と自分の言葉。誰かの闇を照らすために語れるなら、その言葉は力を持つことになるでしょう。自らの孤独を引き受けた人だけが、他者の孤独に触れることができる。その静かな支配力は、12ハウスの深い愛に根ざしているのです。
ピアノを目の前にした偉大な音楽家
一方の太陽サビアン
「ピアノを目の前にした偉大な音楽家」
言葉で社会を動かす月に対して、太陽は芸術という形で「感動を与える表現力」を象徴します。サビアンに描かれるのは、技術を積み重ね人生のすべてをかけて一つの表現を極め、音楽を通して人の心に触れようとします。
太陽は9ハウス
双子座の新月に続き精神探究の道ありき。平凡に生きることは受け入れずに、もっと知りたい、もっと深くまで掘り下げたい知的欲求が人生を拡げていくカギとなるのです。
けれども双子座の水星は、その思考を目まぐるしく動かし、ひとつの答えに留まることを許しません。変化の速さ、情報の多さ、どこまでも広がる思考のネットワークの中で、自分だけの音を出そうとしても、不協和音しか奏でられないのかもしれない。偉大な音楽家になれずとも、双子座の太陽は、自分をのびのびと文化的に表現したいのです。
木星は蟹座へ
6/10に木星は蟹座へ入ります。
蟹座のテーマは、帰属と保護。
目に見える家族や血縁だけでなく、自分のルーツ、自分がどこに属しているのかを問い直すような時間が始まります。先日、家系分析なるものを知りました。家族のあり方を見直すことで、人間関係や仕事、病気まで改善されるらしいです。これをホロスコープから考えれば、蟹座と山羊座の縦軸、家庭と仕事、内と外の帰属。外の世界をより良くしようと願うのであれば、家系図から自分の特徴を理解し、受けづく努力をすることだと。(詳しくはニュースレターに書きます)
蟹座木星を精神的な視点から言えば、これは魂の胎内回帰ともいえる流れ。人との関係、社会のしがらみ、外側の世界で得ようとしてきた承認から離れて、本当の意味で自分が安らげる場所を探しに行く。または再確認の時期となります。
外へ、外へではなく、内へと内へと向かう流れ。
社会的には、安心できる暮らしを取り戻すかのように、農業や米作りを通して草の根運動の現象があちこちで活発化していることで、夏の参院選ではこれまでにないくらい、若者を含めた民衆が(蟹座)熱くなるのかもしれません。蟹座の示す帰属と保護は、日本文化を取り戻す(木星・蟹座)動きとしても活発化していくことを祈っています。
乙女座上弦月まとめ
この上弦の月が私たちに問うのは、「本当の力とは何か?」ということかもしれません。
それは誰かに勝つ力ではなく、自分の言葉に責任を持ち、人生を表現する力。外に従うのではなく、内なる声に静かに従う勇気ではないでしょうか。SNS規制もされるように、一人一人の民衆(蟹座)の言葉も強くなってきたのでしょう。
そんな中で迎える乙女座上弦月
社会の秩序や評価、外の情報に惑わされることなく、自分だけの旋律を奏でること。心の奥底にある痛みや迷いと向き合うこと。そうしてこそ、他者の闇を照らす表現者となり、力ある言葉を持つ「沈黙の支配者」になれるのだと思います。
それでは豊な上弦月をお迎えください。
次回は6/11射手座満月に
新たな未来を創造するマインドリセットは、ほぼ日更新のアグニベースに綴っています。
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