本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
獅子座上弦月をお届けします。

獅子座上弦月サビアン


上弦の月は、4/17新月で見つけた種が満月へと形を成す過程で、調整や決断を迫られるタイミングです。

まずはサビアンから。

月のサビアン
「正装した男と角を刈られた鹿」

自身の品格や能力を他者に認めさせようとする、強い自己顕示と高潔さを象徴します。しかし、今回の月は12ハウスという目に見えない神聖なる精神の領域にあり、さらに水瓶座・冥王星と真正面から向き合う(オポジション)配置です。これは、欲求の裏側に心の奥底に眠る深い変容への促しや、集団心理や他者からのプレッシャーがあることを示唆しています。

一方の太陽サビアン
「虹にある金の壷」

太陽はMCと重なり、社会での居場所を強調しています。培ってきたキャリアや社会的な立場において、良くも悪くも目に見える成果として現れやすいタイミングです。上弦月は調整期なので、思いがけない展開を迎えることになりやすいのが常。ノーマークの部分を照らしてくれるのです。

また夢見がちなタイプは、「虹にある金の壷」の偶然的な期待ばかりを高めがちですが、社会においてそのような金の壺は存在しません。あくまで霊的な感性を通じて感じられる事象を指します。自ら運をつかむための工夫と努力を重ね、信念を持ち続けない限り、金の壺は見つけられないでしょう。

チャートルーラの太陽


上弦月のチャートルーラー(鍵を握る天体)は太陽です。

社会が定義する「成功」という名の獲得競争は、しばしば私たちの魂を外側の狂騒へと連れ出します。10ハウスのMC(天頂)に重なる太陽は、あなたが社会の頂に立つことを促していますが、それは世俗的な野心を果たすための力の発揮ではなく、むしろ、自分という真実をこの世界に「顕現」させるための存在の光です。

哲学者のフリードリヒ・ニーチェは、精神の変容を「ロバ」から「獅子」、そして最後には「幼子」になると説きました。「人生55歳から」と考える女性にとって、今こそ「獅子」として社会の規範に「NO」を突きつけ、純粋な創造の主体である「幼子」へと還る時です。

チャートルーラーである太陽が10ハウスで輝く真の意味は、誰かに与えられた役割を完璧にこなすことではなく、あなたがあなた自身であるだけで、その場が聖域となるような「存在の勝利」を体現することにあります。でなければ、ウエットで繊細な12ハウスの月は、対抗にある冥王星の圧にやられてしまい、自分の本当の気持ちや存在意義を書き換えられてしまうでしょう。

私の太陽を生きる
社会成功と真実の自分を両立させる方法


具体的には、以下の考え方とプロセスが重要になります。

純粋な自分に還る
哲学者のニーチェが説いた精神の変容のように、まずは「獅子」となって社会の規範や「誰かに与えられた役割」に「否(ノー)」を突きつけることが必要です。その選択が純粋な創造の主体である「幼子」へと還ることなり、自分自身の真実を取り戻すことができるでしょう。

内なる声に従う
社会が定義する成功を追い求めることは、私たちの魂を外側の狂騒へと連れ出してしまいます。真に自分の人生を生きるためには、外側の情報を削ぎ落とし、静寂の中で脈打つ内なる声に従うことが大切です。それには暇な時間を確保しなければなりません。忙しく過ごすほどストレスが溜まり、それを解消しようと外の刺激を求めた結果、情報に踊らされることになります。

自ずと溢れ出す人生への転換
夢見がちに偶然の幸運(虹にある金の壷)をただ待つような態度は現実的ではないし、偶然にも幸運が得られたとしても再現性はゼロです。自らの資質を信じ、自ら運をつかむための工夫と努力を重ね、信念を持ち続けることが不可欠。

存在の勝利を社会で体現する
社会的な頂点や居場所で輝く真の意味は、与えられた役割を完璧にこなすことや世俗的な野心を果たすことではありません。あなたがあなた自身であるだけで、その場が聖域となるような「存在の」を体現し承認してもらうことです。承認してもらえれば、自然と自己肯定感も上がります。(但し、一度ではなく何度もの体験が必要)

それでは調整上手な獅子座上弦月をお迎えください。次回は5/2蠍座満月に!

AI解説動画


ここでの太陽と月はハウスからの目線です。個々のネイタルの太陽と月とは違うので混同にされないようにしてください。基本的に、気楽さでハッピーな体験からは何も生まれず、苦悩や葛藤、絶望や失望といったカオスの中から生まれたものが「本来の光」その辺りの霊性を忘れることなく、月相タイミングとしてご参考にされるようにしてください。




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