こんにちは!
人生は55歳から

私の太陽を生きる、京都アグニの金子元美です。


こちらの記事は毎月、上弦下弦月に行っている星の研究会、魔術師会でのリーディング例を抜粋してお届けします。

今回お届けするのは「龍頭図」ドラコニックチャートです。

龍頭図とは


ドラゴンヘッドを牡羊座0度に合わせてだしたチャートです。

ドラゴンヘッドは、太陽と月の交点
天体ではなく架空ポイントです。

ヘッドは現世、テイルは過去世を示すといわれていて様々な解釈がありますが、私的には「宇宙のへその緒」として解釈をしています。

「宇宙のへその緒」と解釈すれば、生まれ落ちた地球ではネイタルチャートを目指し、龍頭図は過去生を積み重ねてきた私の魂の歴史でしょう。

この両方を読み比べることで「私の太陽を生きる」相乗効果を起こせるし、自分の魂の癖を知ることでネイタルだけでは詠みきれなかった謎も解けます。

アスペクト、ハウスはそのままでサインの天体度数が変わるだけで、人によっては、変わらない人もいます。

龍頭図を出すにはこちらのサイト

出生チャートを選択して、チャートタイプの中の龍頭図を選べば出せます。

過去世注意報



過去世をテーマにする時、私は注意していることがあります。

魂の癖や、過去世を知るだでけでナチュラルに自己ヒーリングが起きます。深い意識からの目覚めは、潜在意識が動くからです。

この作用がどのように働いているかは顕在意識では確認できませんが、癒しはある種の麻薬要素を持つので「私の太陽を生きる」ならそこに留まり続けないようにされてください。

癒されたら手放す。(忘れる)

未来に向かうために過去を知り
癒されたら自分の足で歩く意志を持ってください。

自分を知り、癒すだけではなく未来へと繋げる意志や意図に気づくことがリーディングにおいての有効手段です。

ここに留意されながら、ご興味ある方はこのまま読み進まれてください。

龍頭図toネイタル


龍頭図は、もともと持っているもの、過去世で散々やってきているので、私の背後にいる私としてイメージしてもらうとリーディングしやすいと思います。

占星術を学んでおられる方なら、龍頭図を見た瞬間に「ああ」と頷かれると思います。ネイタルで実感できなかったものが深く納得できるからです。

この頷きが起きた瞬間に、過去のシーンが走馬灯のように思い出されるかも知れません。

あの世の私の魂が龍頭図なら
この世の私はネイタルチャート。

龍頭図が「私っぽい」と思えるのは、これまでやってきたから実感があるのです。「そうそう、そうだった!」という感じでしょうか。

龍頭図に比較して、ネイタルは実感しにくい方が多いように感じます。

その理由は、いつも「今日の宇宙エネルギー詠み」で書いているように、私たちは天体意識を獲得して生きるのが目標で、多くの女性は月と水星、金星までしか使って生きていません。

2020年はコロナにより世界中の価値観が変わり、生活習慣を強制的に変えられました。

そしてこれから迎える風の時代は、これまでの社会組織の在り方そのものが変わるので(山羊座冥王星・土星)否が応でも太陽意識に目覚めが促されています。

今後の仕事はもちろん、私の人生の在り方をこれまでとは違ったリアル感を抱きながら考えておられる方も多いのではないでしょうか。

このタイミングで、それぞれの龍頭図とネイタルを比較できたことは、太陽意識獲得を加速化させてくれます。幸せなことだと思います。

サンプルリーディング太陽編



サンプルとして私を例にします。


龍頭図→ネイタル
・太陽 天秤座19度→太陽水瓶座0度

天秤座の調和を重んじるので研究会においても皆が同じ配分で話し、質問できるようメチャメチャ時間配慮してます。

私の世界を創るのも人間関係
仕事を創るのも人間関係
と何度も繰り返し書くのも、ここからでしょう。

若い頃は天秤座を結婚相手のパートナーシップ作りにしか使っていませんでしたか、現世でのサタリタの離婚決意表明から太陽水瓶座を獲得しようと励みだしました。

●魂詠み
天秤座から水瓶座は、平和の進化サインへのジャンプです。(平和サインは天秤座と水瓶座)金星から天王星へ。

私の魂は対人間の愛という理解から、宇宙や未来へと視座を移します。

「人生は55歳から✊」と、太陽意識を獲得して生きようと占星術を通して女性に働きかけ、地球から宇宙意識に向かおうと運動を起こしている太陽水瓶座の革命家です。

欠損の月編


龍頭図→ネイタル
・月 山羊座10度→牡羊座座21度

私は目には見えない占星術を仕事にしていますが、夢想や癒しだけで終わるリーディングは好みではありません。

結果をだしてナンボ、成果をだしてナンボ。現実生活を変える、実生活に役立たないリーディングは意味がないと思っているところがが月の山羊座に示されています。

ネイタルは牡羊座。

自分の月の痛みに無自覚になれるところがあります。情緒に乏しく、他者が恥だと感じることに恥を感じなかったり、他者評価に対しても気にならないところがあります。

だからこそ、失敗に気づくことなく自分のやりたいことだけに意識を向かわせることはできるのだと思います。懲りない無自覚な子供です。

●魂詠み
月を欠損と捉えると龍頭図では社会性の欠損。ネイタルでは自我欠損となります。

欠損だから気になる。
求める→欠損に気づく→また求める


このループはエンドレスなので、欠損に気づいたら諦め切る。もう手には入らないんだ、私にはと。

そしてす諦めてすっかり忘れたら手に入ります。

月の無意識とは摩訶不思議
そういう働きをするのです。

仕事の水星編


龍頭図→ネイタル
・水星 乙女座25度→山羊座座6度

水星乙女座はルーラーなので強く働きます。25度なのでかなり大人の勤勉家。毎日が仕事漬けでも全く気にならず、むしろ落ち着きます。

書くことが苦手ではないのは、この天体からだと思います。過去世でもたんまりと研究を続け書いてきたと思われます。

ネイタルの水星はアングルのICに乗っているので、こちらも強く働きます。そしてテイルとも合です。信じてもらいにくいのですが、私は講座で話すのが実はとても苦手(土星)でずっと避けてきた事柄でした。

●魂詠み
パーソナル天体を、サビアンチェックするとより理解が進みます。

そして水星は適職を絞り込めます。(太陽と月は人生の柱なので、仕事をここから探るのはまちがっています。自己実現の方向性と詠むべきです。)

太陽の質を決めるのは水星と金星といつも書いているように、商才を示す水星でお仕事チェックしてみてください。

龍頭図→ネイタルサビアン
高炉を持つ少年→ベールに包まれた預言者
どう詠んでも神秘主義参入の占星術師です。


センスの金星編


龍頭図→ネイタル
・金星 蠍座24度→魚座座6度

人生前半で深く関わった方、影響を受けた方は全員が牡牛座でした。そして人生後半からは蠍座さんばかり。


実はどちらも苦手なサインでナカナカ馴染めなかったのですが、後半からとても好きになりました。

この両サインを好きになれた時、私の感覚は大きく変容しました。

大切にするものの価値観が変わり
自分を認められるようになり
お金のプロックが外れ
お金と人との関わりが密になり
人生は確実に豊かになりました。

●魂詠み
ここで書いている牡牛座さん、蠍座さんは太陽サインだけを示しているのではありません。

アセンダントサイン、牡牛座、蠍座のマジョリティ、2ハウス、もしくは8ハウスにパーソナル天体が入っている方です。(サイン=太陽という詠み方をしていると詠み間違います。なぜなら太陽は外でのペルソナとして使っているからです)

金星はセンスを示すので仕事にも使えます。

龍頭図→ネイタルサビアン
X線→行進している将校

目に見えないものを見通し、社会全体に尽くす。
そのままを生きているなと思いました。

運命の人の確認


長くなってきましたので、最後に重要なことを一つ。

ドラゴンヘッドに関連することは、冒頭に書きましたように宇宙のへその緒としてリーディングすると理解は深まります。

実際に私も、自分の過去世を知るために見るというよりも人との関係性の強弱、関係性を結ぶタイミングをみる時に使います。

研究会では各自で検証していただいたところ、今の家族、近しい人とは龍頭図→ネイタルの太陽と月がタイトに重なっていました。(ドラゴンヘッドは太陽と月の交点なので、太陽月がメイン)

例えば

自分のN月と相手の龍頭図の太陽サインが同じとか、相手の龍頭図の月が、自分のN月と同サインとかテレコに入れ替わっています。現世での関わり深いほどオーブもタイトです。

やはり人生を共にするのは、太陽と月のコンビネーションです。金星なら好きで楽しいだけ。水星なら話すだけの友人止まりとか。前世と過去世のドラゴンヘッド、互いの太陽と月が宇宙のへその緒が時空を超えて結ばれていく。

そして何よりも面白かったのは、思いを強く抱いても結ばれなかった人は、太陽月のテレコ現象は見られなかったことでした。

要は、「魂は知っていた」ということになりますね。

私たちは気持ちを昂らせ、思い込みのイメージを持ち、それを相手に投影をして生きているということでしょう。

龍頭図のまとめ



・龍頭図を私らしいと思えるのはやってきたから
・龍頭図はネイタルを比較して読む
・ネイタルは肉体を持って三次元で目指す私
・楽なのは龍頭図。やったきたから簡単
・ネイタルは努力が必要
・アングル天体は影響力が強い
・龍頭図は自己肯定に使う
・全てはネイタルの私の太陽を生きるため
・龍頭図では魂のその人を知れるので幻滅覚悟で
・龍頭図の太陽月の季節は調子が良い

ホロスコープは、宇宙調和です。

一見、片割りがあるように見えても別のところでちゃんと調整してくれています。ホロスコープを詠む時は、ちゃんとそこまで読込んでくださいね。感動できますから。

魔術師会でいつもお伝えするのは、ホロスコープを団子にして丸めれば皆、同じ大さだということです。

私たち一人一人の価値は、宇宙と同等です。

この現世で、地球という星で私の太陽を生きましょう!

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