こんにちは!
京都アグニの金子元美です。
本日がお誕生日の方、おめでとうございます。
12/21の冬至、22日の上弦月詠みをお届けします。
12/21冬至入り
1年のうちの4回目のエネルギーの切り替わりポイントです。
2020年は、春夏秋すべてASC蟹座でした。
このサインが示すのは、コロナによってもたらされたお家時間でしょう。
この歴史的なウィルスによって生まれた鎖国状態、防衛心、自分の内面へのフォーカス、守るべき大切なもの、心の居場所の確認でしたね。
人によっては、過剰防衛から他者を排他する動きもありましたが、この強制的な価値観変容によって自分の気持ちに正直になれた、幸せでより豊かな方向へ向かう心づもりができたと、ご報告を多くいただきました。
私的には、よりスピリチュアルに目覚める作用として受け取っていますが、あなたはどうでしょうか。
冬至から春分までの課題
冬至図ではASC獅子座、蟹座から獅子座へ。
このサインが示すのは、蟹座で確認して心定まれば、そこから飛びだして私の太陽活動を拡大していく動きに入ります。
太陽は6ハウスで、水星とタイトなコンジャンクション。
水星力が弱まる配置ですが、6ハウスなので自己訓練して補うしかなく、何をするにも健康第一。これはコロナが教えてくれました。何はともあれ今後もどのような新種ウィルスが発生するかもしれないので、免疫力アップに励みましょう。
そして次に、自己管理に時間管理、働き方改革、労働環境を整えることが来年の春分までの課題です。
会社という組織に依存していては、年齢を重ねるほど社内ニートの立場に変わっていくのだから、本業と副業をどのように組み合わせていくか、起業するならするで、それなりの準備に本気で取り組む時でしょう。
24時間をどう使うか
残念ながら私たちは、生まれながらにして平等ではありません。
生まれ落ちた環境、外見の違い、親の財産のあるなし、受けた教育など。生まれた瞬間から格差社会が始まっていて、その中でも私たち平等に与えられているのは24時間という時間だけです。
この24時間を自分がどのように考えて使い、タスクを上げていくかで人生は大きく変わっていくのです。
健康も一日して成せないように、毎日の生活習慣によってすべては決まっていくのです。
6ハウスには冥王星もあり0 から100 、または100から0への大きなシフト、変容が促されています。
そしてアングルに乗るグレートコンジャンクション。
自分の時間と体の使い方、労働環境をどう整えるかによってこれから始まる風の時代のスタートが切られるのだと思います。
火星と冥王星スクエア
冥王星は火星とスクエア。
地球生活のこの3次元世界はもともと二極の世界ですが、さらに加速し極端化していくことを暗示しています。
ときには強引に、ときには強制的に、社会雇用体制の中で繰り広げられていくことになるでしょう。
火星を鉄と読めば、鉄道や航空、造船の倒産危機は私たちの予想以上かもしれません。
これも鉄に限ったことではなく、鉄のように固いもの、冥王星の絶対的存在だったものが、跡形もなく崩壊していくことを私たちは目撃することになるのかもしれません。
私たち個人に当てはめると、生命危機を感じることで生存本能の力が働き、結婚率や出産率は上がっていく現象も同時に起きるでしょう。
また人によっては、絶対的な危機に陥ることで、これまで眠らせていた本来の力、火星力が呼び覚まされされることもあるでしょう。
私が、ではなく私たち
大衆を示す月は魚座で、海王星とコンジャンクションです。
大衆は夢あるもの、癒しを求めます。
月に囚われて生きるのなら、非現実的、非日常世界に心の居場所を求め、自己解放することで現実を生きる力を取り戻そうとするのだろし、太陽を生きるなら、同じ理念を抱ける人とくっつき、社会弱者を救う働きを無自覚に行えるのかもしれない。
私たち日本人は無宗教だからこそ、信じる力が弱く心もブレがちです。
神道の精神は持ってはいても、日常生活の中に宿る神を見つけられる人は少ない。
だからこそ占星術やスピリチュアルを通して、信仰心を獲得したいものですね。
誰かを盲信したり依存する流行スピリチュアルではなく、目には見えない自分の選択を信じる力を強めることに海王星エネルギーを純粋に昇華させたいものです。
水瓶座と魚座は、私ではなく私たち。
同じ時代を生きる同志として、それぞれの気が放つエネルギーによって出会い、くっつき、大きな光となって地球を美しいままに次世代にバトンすることも、私たちに与えられた役割ではないでしょうか。
22日上弦の月
長くなりましたのでサクッといきます。
月は牡羊座、冬至直後であり、グレコンでもあり、新しい切り替わりとなる上弦月です。
冬至図とは天体配置が反対になりますので、私の太陽意識を拡大して生きるにも、コンプレックスやこれまでのトラウマが邪魔をしてすんなりと本領発揮とはいかないでしょう。
自分ではそのような気持ちでいたとしても、社会の動きが停滞気味であり、大幅カットされていく流れにあるので、なかなか進まない、進められないという立場にいる人もおられるでしょう。
ただ、風の時代は企業単位ではなく、個人単位での動きに切り替えないと、活発な動きを作れることはありません。
個人だからこそ動きやすいし、小回りもきくのです。
コロナによってディスタンスを保ち、少人数しか集まれないのも、風の時代を象徴しているのです。
ここを利点と捉えて臨機応変に、柔軟な思考でクルクルと変化し続けていける人だけが、風の時代の自由を感じて生きれるのだと思います。
冬至やグレコンと天体の動きはとても活発ですが、私たちの人生を作るのは、今日一日。今日をどう生きるかないのです。
このあたりをしっかりと受け取って、あなたの太陽を生きられてくださいね。
それでは次回23日に✋
星のお勉強の参考に。
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