6/7初版、第5章の追記です。
本著ではページ数により詳細を書けなかったので、ブログや講座でお伝えしていきます。
今回は前回の続き
一日一年伝統法とトランジット検証です。
トランジット冥王
まず①
n太陽にt冥王星合
今のところ強い実感がないのは、サインが違うからだと思います。強いてあるとしたら、地球生活にやっと着地できた感じでしょうか。これまでの人生の58年間は浮いている感覚しかなく、違和感に孤立&孤独感しかなかったです。これからやっと地球生活での暮らしに、喜怒哀楽をたっぷり感じながら遊べるといった意味不明な実感しかありません。スピカテゴリーで括ると、これもスターピーポーだから???
冥王星が水瓶座に入る23年春分の頃には、もっと別の実感が湧いてくるのかもしれませんが冥王星なので深層意識からの変容となる場合が多く、オーブ過ぎないとわからないものでしょう。冥王星は逆行して山羊座に戻りますから、まだまだわかりません。現実に起きるとしたら脅しではありませんが、大地震や気象温暖化によるこれまでに例のない自然災害でしょう。残念ながら一度ではなく、忘れた頃に再度起きる可能性は高いと思います。
ネイタルの太陽はt冥王星の影響を受けている中で、プログレスの太陽は魚座の最終度数にあり誕生直前にあります。t冥王星がn太陽と合体験できるのは、ネイタル太陽山羊座生まれからなので、これも占星術的に考えると貴重な体験。何歳で迎えるかもその人の運命です。
これまでp魚座29度から牡羊座0度通過体験を通過する何名かの方に聞きましたが、この年に何かある訳ではなく、p牡羊座6度辺りから新人生の具体性が見えてきます。本人にすれば、そんな急激に変わって動けるものではないし、環境とのマッチングにも時間も労力も要るのです。根底からの意識変容も数年を要します。トラサタがサインチェンジしてn太陽に関与しているからとっいっても、顕著に現れている女性は少ないです。まだまだ太陽意識が獲得できていない、もしくは夫という存在に投影しているのかもしれません。
二度目のサタリタ
②土星のリータン、人生での二度めです。
こちらの内容は本著の「はじめに」書いてあるので読んでください。(すぐに読めます)
サターンリターンとは星の成人式であり、社会でのマイルールを作り人生の土台を固めていきます。ここから約28年間かけて結婚や出産、就職に転職、離婚に再婚といった社会生活の役割オンパレードが続きます。責任を担いながら、社会ペルソナを被り、また途中でペルソナを変え、それに伴う役割や責任をこなし続けていきます。
そして、二度めのサターンリターンとなる今年は、人生二度めの成人式。28歳の頃に組んだ私の人生の土台力が、どれほどの力をつけたか。また、つけたところで今後は適応サイズとならないために、これから生きていく土台骨を組み替えてこれからの人生に備えるのです。土台が弱ければ、補強もしなければなりません。これは全て自分の手で行わなければならないので、夫や親を親をアテにしていると壮年期や老年期になっても人生統合できないので、忍耐を強いられ絶望感を味わうことになるでしょう。
プログレス水星
③一日一年伝統法では水星がDSCのアングルに乗ります。
本著でも書いていますが、ネイタルに示されていることしか人生に起きないとい書いているように、私のネイタル水星はICにかかり、私なりの社会へのアプローチ力としてこれまで磨いてきました。ネイタルのアングルに乗る天体は、プログレスのアングルでも好機となります。(天体を磨いていれば)
なのでこのタイミングで押し出すことによって、さらに社会性が広がり新たな出会いがあるという予測です。ネイタルのICでは、私の持ち場での共有、プログレスDSCでは多様な価値観を持つ不特定多数の方に向けたアプローチです。
前回のソーラアークでは、火星がDSCアングルに乗っていました。⇩
ソーラーアークの検証として
私のネイタル太陽火星合。
オヤジとしてしか生きてこなかったので、火星の自力発動は慣れているのでいつも通りにやっていればいい、ということになるでしょうか。もし、ネイタルの火星が弱体化していて強化してこなかった場合は、こういったタイミングでは火星力を磨こうねと、突っついてくる人、攻撃してくる人と遭遇しやすいでしょう。この体験によってDSCへの打ち出し、次の環境へ向かうことが促されるのです。なので自発的に行っていた方が、外からやってくるよりもショックは味あわなくてすみます。
t木星も間も無くDSCに上がってくるので豊かな人と出会い、またこれまで関わっていた人たちとも社会活動によって得た知性により、互いを尊敬できる関係性へと発展していくのだと思います。今年はジュピターリターンでもあるので豊かさの累乗、運命の輪が勢いよく回るよう、この宇宙エネルギーに乗って巻き込んでいきたいです。人気者を目指しているわけではなく、木星なので知性を高め合えるグレード高い大人の関係性へのバージョンアップです。
自己資産改革
④p金星t天王星合
金星は私の自我、ASCルーラでもあるので重要な働きをします。そこに天王星が乗っかってくるので、自己資産改革、自己価値改革です。8ハウスには継承という意味もあり、これまで考えたこともなかったのですが、私の占星術リーディングを気に入ってくださる次世代に受け継いでほしいと願うようになりました。(今のところ弟子3号まで決定)
私の知力とパワーでは到底無理な希望でありますが、これからの風の時代のいつか10年20年先には義務救育として占星術を取り入れる社会であってほしい。そうしたら自分を知るのに大人になってから苦労しなくて済むし、他者との違いを唯一無二の価値としてずっとナチュラルに受け止められ、自己や他者に対して畏敬の念を持って接する心が育つのでなかろうかと。教育スタイルも多様化していくと思われるので、義務教育必須科目にはならなくても時代が追いついて教養科目になることを願っているのでした。
この願いが強くなるほどに自分自身の使い方、自己価値の有り様がくっきりしてきて、これまでと違った気持ちで意欲的に取り組めるようになりました。またこの概念を持つことで、人との関わりがさらに親密に深くなっていく気がしています。というかなってきました。志が同じだから、深いところで共鳴しやすいのだと思います。
今、学びを通して関わっている人たちが、私の人生財産だとヒシヒシと痛感しています。金星の示す、個人的所有の物やお金は肉体を生きる上でのものだけであって、それ以上の価値は何もない。t天王星が乗っているように未来に向かう意識共鳴体験ができる相手がいることが、これまでの人生を肯定してくれて、私の財産価値となっているようです。
何月何日がいいか
⑤初版日を6/7に決めたのは、p月とt太陽が出会い新月となるからです。
ただ、この日を選んだのは、この新月からといった理由が最大だからではありません。まずは大枠の月相から大体のおおよそを知り、プログレス月から環境で整える課題を知り、p太陽から生き方のシフトを知り・・・といったように徐々に大枠から絞り込み、環境や今の私の意識、関わる相手との兼ね合いによって絞り込まれた1ヶ月間の間で最良だと思われる日がこの日かもね、といったアバウト選択です。細密に日程を調整した訳ではありません。綿密に計算してこそプロという方もおられると思いますが、私はネイタイル重視派なので、3重円における公転周期の早い天体はアバウトに捉えています。(ネイタルASCルーラー以外)
多くの労力を割いてトランジットを詳細に調整したからといって、それは一時的な時の運のようなものです。一番肝心なのは、普段からどのようにとネイタルの星を使っているかが遥かに重要な作業でしょう。自分の容量内でしか、プログレスやトランジット天体も使えないのだから。
6/7は、ネイタル、プログレス、トランジット月相を揃えながら絞り込まれた中で、最良かなと思われる目星のつけやすい日がこの日だったからという単純な理由です
トリガーの月
最後の⑥
t月はトリガー(引き金)と呼ばれているように、私の天冥(n金星オポ)と合です。
書いていて思い出しました。
これまで仕事に関する打ち出しや分岐点は、t月が12ハウスか乙女座、魚座タイミングでした。狙うことすら忘れていた、気づいたらいつもこの月のタイミングでした。これも無自覚なまま月の引力に引き寄せられているからかもで、この辺りもトラサタとは違う後から知る無自覚な月への気づきです。(n牡羊座月だからかも)
ここから書くことは、特定の人にしかわからないと思うので戯言と受け取りながら読み進めてください。
上記の月の考察からわかることは、t月サインは表面的な目安でしかないこと。表面的なお印のようなものでしかなく、地球生活においては過去に繰り返しトリガーとなった同じハウスサインに引き寄せられることから、ホロスコープは輪廻の輪のカルマなのだとつくづく思います。私の場合は、乙女魚座です。人生前半はここに安住し、安らぎを覚えていました。
知らず知らずのうちに繰り返す自覚な癖。
細胞が覚えているから無自覚に行われ、ホロスコープで検証して初めてわかる螺旋の渦。12サインの囚われ。細胞レベルでは覚えているので、毎年の同じ季節に同じ場所に行き、また似たような体験を私たちは繰り返しています。
大魔女はこのホロスコープの輪からの解脱が目的なので、タイミングを測っているようでいても、まだまだ12サインの輪廻の輪に閉じ込められているのだと少し残念な気持ちでホロスコープを眺めました。心理的には環境の影響を全く受けていなくても、言動タイミングがこれまで同様の螺旋に閉じ込められているなら、月の無自覚な癖から抜け出せていないことになります。プログレスやトランジットの影響を全く受けない意識拡大。進化成長しているようでも、実は全然進化していないことを知らされた気分です。12サインを超えていくのも、これからの課題です。
まだ検証は続きます。