6/7初版、第5章の追記です。
本著ではページ数により詳細を書けなかったので、ブログや講座でお伝えしていきます。

タイミングの図り方


大きな流れでの捉え方は、講座でもお伝えしている月相からおおよその目星をつけていきます。

初版の年は月相7、ネイタルも7相、発売日も7相の777で揃えました。7はタロットカードでは戦車。(蟹座)新たな環境づくりです。

環境を示すプログレスの月は9ハウス。
単純に読めば出版ですが、私の内的な捉え方はそうではありませんでした。これまで初級講座で伝えてきたことのまとめではありましたが、文字に起こして整理することで自分がどこに、何のために向かっていたのを知ることが、私の環境を整えるための今やるべきことだったような気がします。

9ハウスは精神を向上させていく部屋でもあるように、これまでの人生体系をまとめることができないと人生を見失いやすいと思います。お金を得るためや、社会ポジション獲得のため、目標をクリアするため、夢を叶えるためとか、山羊座社会のカタチに落とし込みたい欲求は誰でもあると思いますが、何のために行っているかの、自分なりの精神体系をここで整えないないことには、私の太陽を生きるパッションの継続は難しいのではないでしょうか。

9ハウスはトライするばかりではないし、可能性を試すために知らない土地へと出向いていくことばかりではないけれども、9ハウスはホロスコープ上で天上に向かう通路なように、精神性が備わった社会で通用する大人の完成形を目指していくのだと思います。目的をクリアするだけだと息切れするし、何より肉体は衰えていく一方なのだから、精神向上するための自分セオリーが必要なのです。

2回目のサターンリターンで、何とも遅い大人の完成形に近づこうとしているわけですが、皆さんこんなものではないでしょうか。

P月が9ハウス運行中の24年前を振り返ると34歳頃。その時は拙い文章を書き綴って、自己表現に喘いでいた頃でした。24年かかってやっとここまでこれたけれども、24年前に自分の人生をまとめた精神体系などできるはずもなく、精神本や哲学書には興味ありましたが実際のところ、自分の人生における思想など全然わからなかったです。今回本にまとめたことで、何のために仕事をしてきたのか、どこに向かうために今を励んでいるのかの輪郭の枠組みはハッキリしました。

この精神体系があると、私たちは社会で死なずに済むのかもしれません。

9ハウスは木星の住まいでもあるので、ここで等身大に見合わない目的や発展を望むと欲求不満が生まれ、現実とのギャップにヤル気が失せて怠惰になり、穴埋めしようと情報に翻弄され美味しい話に乗っかりやすくなるのでしょう。

ソーラアーク


講座では、一日一年伝統法とソーラーアークを使用しています。今回はソーラーアークの補足をします。

チャートではDSCに火星が乗ります。

アングルに乗る天体は強く働くので(牡羊座ルーラーでもある)こちらでも良きタイミングでした。火星は私のN太陽と合の星で、使い慣れている天体です。普段からお使い慣れていなければ、タイミングが来たとしても使うことに苦労し、宇宙の流れに乗るタイミングを逃してしまいやすいでしょう。(火星は自力、太陽の道を社会へと切り開いていくエネルギーです)

全体に西に天体が集まっていて、他力を借りるために自力を使うような感じでしょうか。広告費に全くお金をかけていないので、自ら積極的に宣伝して買ってもらわねばなりません。アングルに乗る天体は、その天体を使って存在を押し出すことで、社会参加できるというものです。DSCなので、ここでも新たな大人のステージに立てるか否かです。これもオーブ内での本人の活動力によるので、今こうして励んで書いています。笑

自分的には、初級の基礎を簡潔にまとめただけなので「さぁやっと下地が塗れたから、ここからリーディング展開を一緒に考えられるね」といった楽しみがあります。伝える側の立場に立っているからといって、一方的に話すだけの講座ほどつまらないものはない。リーディングはコミュニケーションによって、互いの意見交換をすることで広がり、バリエーションが生まれ、新たな見解を見つけられるものだと思います。

この未来のタイミングの図り方を書くことで、皆さんにもご自分のホロ活用法にもなるし「人生は55歳から」と勇気と希望を持って生きていってもらえるはずと信じています。なので当面は、こちらのブログで書いていきます。

次回は一日一年伝統法からの検証になります。

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