本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
1/4天秤座下弦月をお届けします。
天秤座下弦月
サビアンは「正午の昼寝」
新しい知識に触れるには、脳内にあるものを出し尽くし何も出でこなくなったときに、全く違う別のことをするか、それとも考え尽くし疲れて眠るかです。深い意識の奥にはまだまだ目覚めていない力の宝庫があり、その領域にまで届くことができたら、これまでにはなかった豊な知識を持ち込むことができるのです。私たちは自分の脳内にない情報に触れると、頭にモヤがかかり疲れて眠くなりますね。あの作用と同じで正午の昼寝とは、潜在意識へのアクセスであり、眠りから目覚めるプロセスは未知のものをこちらに連れて帰ってくる作業なのでした。
月は6ハウスでインターセプト
時期はお正月ということもあり、いつもよりお昼寝できる時間がある時です。ただアイディアが出尽くすという環境にはない方が多いと思うので、天王星のインコンジャンクトから連想するとしたら、元旦の能登地震や羽田の航空機事故。突発的で思いもよらなかった出来事が、相応しくない日に起きたことで私たちの頭は混乱しています。考えてもわからない出来事に対して、何かしら自分の中で月の刷新作用が起きているのかもしれません。
インターセプト
今回の下弦月によるインターセプト
ハウスから考察すると、正確に分析したい水星と、私とあなたを区別しない海王星の線の取り払い。考えたところで何か一つの答えに辿り着くことはなくても対岸の火事ではなく、自分のことのように考え、感じ取れる心と体が動いているでしょうか。またそれと同時に自分より大きなものに身を任せていくしかない無力さと、わからないことを「受け取り」わからないままに「任せていく」ことの区切りを自分の中にはっきりとつけることではないでしょうか。
サインからの考察は金星と火星。
どちらも射手座にあり一見、意欲は高そうに見えるけれど、ペリグリンで参加力のない状態。火星は山羊座に着地直前ですが、横から突風が吹けば失敗する可能性が高い。ゴール間近にこれまでの緊張を解いた途端、失敗してしまうようなものでしょう。知性も含めて自分で何かしらの形で解決できる力を持っているか、そんなことを問われているようです。
山羊座の太陽
太陽サビアンは「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」
花崗岩には、古代の文字や絵が刻まれていて、それがある日発見されます。山羊座の長い時間を得て、遠い世界のメッセージを見つけた歴史的発見の瞬間。天秤座の月では、起きている時と眠っている時の連絡通路を示し、太陽サビアンでは、古代と現代の連絡通路の状態を示しています。
山羊座の太陽は、9ハウスで天王星トライン。
世界で起きている戦争、同じことを繰り返す私たち。花崗岩に刻まれたメッセージ解明できる人は、どれほどいるのでしょうか。
下弦月ムード
ASCは牡牛座でアングル近くに木星。
金星は上記に書いた通り
射手座で7ハウス終わりにいます。
これまで学んできた知識を、どのように人生で応用していくかですが、机上論で済まさないためには他者との深い心の関わりによって体で覚えていくしかありません。目指すだけでは何も得られないのです。ここが射手座の弱点で、現実とのギャップを生むところではないでしょうか。
知性は重要だけれど、結局のところ何かあった時は体が瞬間的にどう反応して、行動するかの金星の身体感覚。
これが私たちの「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」
土の元素となる肉体に、日々何を刻みつけているのでしょうか。
起きている時と眠っている時、誕生前から誕生後の連絡通路。自分はどのように連絡を取り合っているかを振り返りながらも、大きな運命に委ねて生きて参りましょう。
それでは豊な下弦月をお迎えください。
24年もどうぞよろしくお願いします。
次回は1/11山羊座満月に🖐️