本日がお誕生日の方
おめでとうございます!
1/14蟹座満月をお届けします。
右肩越しに突然投げられた黒い影かマント
月のサビアン
「右肩越しに突然投げられた黒い影かマント」
今回の満月図の前の度数の秘密の村から現れた、よくわからない人達。でも、すごいことをしてきた人達だということを感じることはできます。(黒い影かマント)
右肩越しにの右肩は自我を表し、興味を持てば蟹座に住む大衆たちに突然に聞いてきます。「それはどんな体験だったのか?」と。そうやって独特の概念を、ローカル文化(蟹座)に落とし込んでいこうとします。
6ハウスと火星逆行の影響
満月の月は6ハウス
逆行中の火星とコンジャンクション
これは、自己探求や内面の働きに焦点を当てます。
自分だけが知っている特別なすごい話。
6ハウスの月は、閉鎖的で内向きなエネルギーを持つため、「秘密の村」という安全圏にこもり、自分だけの世界で理想を追求したい気持ちと同時に、知って欲しい気持ちのが揺れ動きます。
他者に伝えるにしても、同じ「秘密の村」を共有する人でなければ理解がむずかしいことも知っています。かといって説得するまでの勇気や根気「その何か凄い話」を表現できる力が自分にあるのだろうかと。
関わるべき相手と、関わらない方がいい相手の区別がつきにくい状態を示す、月・火星、海王星トライン。
この内的な動きは、心の中にくすぶる情熱の再評価です。他者との関係性で衝突や不理解が生じやすい一方、それが新たなつながりや共感を生むきっかけにもなるのです。
東洋の布を扱う商人
対極にある太陽サビアン 「東洋の布を扱う商人」
今の私たちの暮らしは、宅配業者のおかげで即日配達という便利さで、便利だからこそ本来の価値が失われていく傾向があります。高いか安いか、便利か不便かといった基準です。
サビアンでの東洋は「神秘」という意味があります。精神性高き品を扱う商人は、山羊座の権力を使って仕入れてきた品を売っています。いわば流行。新しい価値観を社会に広める姿です。
12ハウスの太陽
山羊座の太陽は現実世界に根を張り、社会の中での役割を明確にする欲求を持ちますが、今回は12ハウスという「見えない領域」に位置しています。これは、個人的な思索や精神性の探求を通して、社会的な役割を再定義するタイミング。いわば、スピリチュアルの再定義です。
冥王星とコンジャンクションですが
サインが違うたる正しくはセミセクスタイルです。
これまでの枠組みを壊し、新しい自分を生み出そうとする太陽。スピリチュアルを社会生活にどう取り入れようかの具体策、または焦点が曖昧になりやすい傾向。買い物で例えるなら、イメージだけが先行してしまうと状態です。
スピリチュアルを社会生活に組み込むには、先見の明が必要で(海王星とセクスタイル)アイディアは過去世から今世へと繋ぐドラゴンヘッドから間接的に入ってきやすいでしょう。ここをより具体的に表現するなら、社会活動の中で、よりリラックスし、安定と落ち着きを得ない限り、アイディアは入ってこない、ということになります。
チャートルーラー
蟹座満月図では天王星です。
1/7牡羊座上弦月でもチャートルーラーは、天王星でした。社会の中での自主性の取り戻し。さて、社会の摩擦から本来の自分を取り戻し、夢描ける人生観を描けている自分になれているでしょうか。
今回天王星は、ICにあります。
ICは私たちのルーツや内的な基盤を示すポイントであり、ここに天王星があるということは、私たちの原点に対して新しい視点や変化が訪れることを示唆しています。ICの原点回帰、今回の満月図で例えるなら、蟹座の秘密の村です。ここで月の前の度数のサビアンから考えてみましょう。(IC＝月)
南に向いた太陽に照らされたところにいる女と２人の男
南に向いた太陽からは、社会とは遠く離れた楽園? のようなイメージです。現実的な世界に自分の描いた世界はなかった、だから陽気で明るい南の太陽を求めて桃源郷に向かいます。
女と2人の男からは、女性は受動、男性は能動を示すことから、思いよりも行動が勝っている状態です。そう、ぼんやりと思い描いているだけではなく、南に向いた太陽に向かったわけです。そして閉鎖された環境の中で、行動が勝っている状態なので、オタク気質といいましょうか、研究気質が功を発揮したといいましょうか、だから次の度数である今回の満月図、黒い影かマントを肩にかけることになったのです。
黒いマントは怪しい。
ただ怪しいと感じるのは、マントを肩にかけている人を見た側に立つ人の感想です。マントを肩にかけている人は、自分を怪しいとは思いません。むしろ、相手から怪しいと思われていることを感じた時点で、自分を理解してもらえない感想を抱くことにになります。
IC天王星から何を伝えたいかをまとめると
意識の次元の違いを知る人を理解することで、あなたの内的世界(蟹座)が広がりますよ、です。ただこの理解も簡単なことではありません。自分の心にない概念を理解するには、まず受け入れないことには始まらないし、全面的に受け入れるということは、自分にはない異質な水を受け入れるということなので、違和感しかないでしょう。
内的な違和感
これを超えるには勇気が要ります。
蟹座満月のまとめ
蟹座満月は、私たちに「内なる安全圏から外へ出る勇気」と「未知との出会い」を促します。フィーリングで「何か」を感じるかもしれないし、眠ってみる夢からメッセージを受け取る人もいるでしょう。
自分の価値観に閉じこもるのではなく、他者からの新しい視点や概念を取り入れることで、心の世界が大きく広がる気づきのタイミングです。
「得体の知れない何か」「身につけた何か」をどう蟹座ローカルの生活文化の中に溶け込ませることができるかです。
新たな未来を創造するマインドリセットは、ほぼ日更新のアグニベースに綴っています。
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次は1/22蠍座下弦月に🖐️
怪しくも豊な満月をお迎えください。
