本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
6/25蟹座新月をお届けします。

列車に破壊された自動車
新月サビアン「列車に破壊された自動車」
個人の自主性やエゴ(自動車)が、集団の価値観(列車)に飲み込まれる心理象徴を示しています 。結果的には自動車は壊されるのですが、それはこれまでの役割を捨てて 「自分を超えて守るものへと献身する姿勢」 へと転換が起きるのです。
蟹座は、家庭的な集を通して感情、安心感得ようとするサインです。今回の新月によってコミュニテイ崩壊や分裂や、心が破壊されるような展開がある方は、進化成長のプロセスが進んでいることになります。
今年は、木星が重なり合うため、これからの社会を生きるために自分と繋がり直す重要性が強く促されることになり、社会モラルに沿っていないことは大衆の前へと炙り出されることになるでしょう。
蟹座と集団の調和とは
蟹座は「小さな共同体(家族や仲間)」を得ることによって、自分の心の居場所作りを行います。自分の居場所を得れば、誰もが大切にしたいと思うし、また守りの力を発揮できるようになります。
今回のサビアンでは、自分のプライドや個性を一度手放す必要性と、これまでの共同体よりもよりより大きな安心や絆を得るために、自らを委ねていかねばなりません。その移行を大変に感じるかもしれませんが、それこそが私と繋がり直しの作業。そして、より大きなもの(母体)と繋がっていくプロセスでもあるのです。
「私は集団行動が苦手だから」
「一人で生きていけるから大丈夫」
と言うのは、それはそもそもの蟹座解釈が間違っています。どれほど風の時代が加速し、個人主義に徹したところで、人間は一人では生きてはいけない、心と意思を持つ厄介な動物なのですから。
土星海王星スクエア
新月と同時に
土星・海王星の葛藤線も強く影響します。
「守りたい」気持ちと現実の制限や責任
ぬるま湯の安心と捨てなければならない何か
こうしたジレンマが続くことによっては、現実生活で起きる対人関係を通しての問題、または心理的変化などを通して「本当に守るべきもの」をクリアにしてくれるのです。
「守りたい。でもどうしたらいいかわからない」
「理想はあるのに、現実は思うようじゃない」
こういった感覚は「自分は何を信じるか」を問われているのです。ただ、どこにでも書かれている「自分を信じる」とか「手放し」は、実は簡単な作業ではありません。今ままで守り続けてきた時間と同じくらいの時間がかかるし、価値づけも変えていかなければ、次に何を選択して、次にどの共同体に属せばいいかもわからないままでしょう。
夏至からの新月
夏至(6/21)は大きなエネルギーの切り替えポイント
内側にフォーカスするタイミングでした。また四季の切り替わりによって、体調も不安定になる頃でしょう。
春分に自分の心と体の使い方が間違っていれば、夏の夏至に現れ、次回の秋分では今の夏至の使い方がどのようなものだったかがわかります。
私たちは、過ぎないとわからない。
外側(家・関係)と内側(心の根)の誤差を、です。
蟹座新月のまとめ
自我やこだわりを手放し、より大きな流れ
(家族、仲間、社会)に身を委ねる新月。
個の強さを捨てるのではなく、「誰かと共にあること」を選び直す──タイミングですが、木星に守られながらの優しい再出発です。
木星が人との絆を後押しする一方で、土星と海王星は理想と現実のズレをあぶり出し、本当に守るべきものを明らかにしてくれるので、大いに安心して葛藤してください。
豊かで大きい蟹座新月をお迎えください。
次回は7/3天秤座上弦月に
新たな未来を創造するマインドリセットは、ほぼ日更新のアグニベースに綴っています。
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