本日がお誕生日の方、おめでとうございます。
3/10双子座上弦月を送ります。

4ハウスの普通の暮らし


ASC天秤座、金星火星4ハウス合
社会性がテーマで平和を好む天秤座。

暮らしの中心、私の家、共感できる仲間たち、郷里への想い、人間的信頼感を生む集合的なパワーの源。(4ハウス)

同化から分離に向かわせる水瓶座の背景の中で、火星は金星を刺激し、あらゆる感情反応を起こさせるでしょう。

同室にある山羊座冥王星は、普通の暮らしでの満足を与えてくれないどころか全てを奪い去り、社会構造そのものの死と再生のプロセスの最終段階にいます。

4ハウスの善悪判断は、個人の知性だけでは判断できない場所です。

これまで自分が人と関わってきた中で培われてきた共感力、または生まれ育った土地による集合意識、人によっては郷里ではなく、森や神話、太古の記憶であるレムリア、アカーシヤから心理反応を受けることになるでしょう。

良心によって、自然と結ばれていく絆。(同情もその一種)

ここで私たちは、心の落ち着きを取り戻すのです。

双子座上弦月


月のサビアンは「カフェテリア」
多様な知的好奇心

月は土星とトライン(パータイル)
情報という枝葉がどんどん横に伸び、均等で濃淡なく広がっていく中で、ある人は表現することの苦手意識を超え(5ハウス)ある人は、心結ばれた人のために平和な目的を見出すことができるのかもしれない。(9ハウス)

上弦月なので当然、太陽とはスクエア。
サビアンは「夕食のために用意されたテーブル」
霊的な繋がりを土台にする。


ご縁ある人とは繋がれるし、ご縁のない人とはどれほど頑張っても繋がれないように、霊的な繋がりを土台にしているスタンス、この安定性が夕食のために用意したテーブルとして表現されています。

目に見えるものにこだわり、物資的なつなが理を土台にすると、それはいつかは汚染され、壊されてしまう。またそのまま継続できたとしても、風化し朽ちてしまう運命にあるのです。



19度をタロットカードに当てはめてみると太陽です。

カードには裸の子供が描かれているように、裸の私(純粋さ、真っ直ぐさ)になって私の太陽を生きる、または成功の道を示しています。

それには表(太陽)と裏(月)、強い者(強い私)と弱い者(弱い私)を分離させることなく、かといって切り捨てるでもなく、表裏一対のひと組として生きていくことができれば、12サインの祝福が降り注がれ成功の道が示されるという意味があります。

これを上弦月としてまとめると
言葉や情報はどんどん派生し濃淡がなくなっていく中で、どれが真実かそうでないかとは結局のところわからないわけです。考えている間にも次々と情報は出てきて、それをいちいち気に留めていれば振り回され、多数派の意見や、社会の評価価値だけで自分を図ってしまいがちになるでしょう。

かといって、カフェテリアには品揃えが豊富で便利、多くの人たちのニーズをそこそこ満たすという機能も果たしています。

そんな中で私たちが今目指すものは、目には見えない霊的なものを土台にして過ごしましょう、です。ご縁のある人は来るし、ご縁のない人は来ない。自分にとって必要な情報は入るし、不必要な情報とは出会わない。

ただここで大事なのは、全てをご縁と肯定的に受け止めるとカオスになるだけで、結局は濃淡さえもわからない、気づけない事にもなってしまいやすいでしょう。(太陽・木星・海王星スクエア)

月土星トラインが示すのは、ご縁のある人と繋がったら(情報)それは互いの未来に繋がっていくものなのか、友愛を育める関係性なのか(水瓶座)互いが私の太陽を志し、励まし合えるものなのかです。(土星5ハウス)自分の気持ちをただ落ち着かせてくれるものや、一方的な流通であるなら、それは違うのです。

19番のカードが示すように、二人でひとつ。

現実世界では、最初から受け入れられるものではなく、対立要素を持つものととか、自分にとっては受け入れ難い正反対の人とひとつになれた時に太陽は輝くのです。(成功の道)

この太陽に輝く道は、今の社会情勢が反映して私たちに見せてくれています。どちらが良い悪いの勝ち負けで終わらせると、またいずれは腐敗や崩壊の運命を辿る事になるでしょう。どちらも主導権を握らない、二人でひとつ。二つで一つが平和という成功の道なのです。




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