本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
10/3山羊座上弦月を送ります。
山羊座の上弦月
サビアンは「手から餌をもらうアホウドリ」
餌を与えるのは人間、もらうのはアホウドリ。全く異なった集団社会で生きる人間と鳥。私の価値を知るために(月2ハウス)これまでは違う集団社会の接触を試みます。
一方の太陽は
「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」
危険だった場面はもう過去の話。だからこそ話せる今。月のサビアンと同じように、これまでいた場所とは違うところからの視点を持つ天秤座9度。
これまでいた社会の激流から抜けて
過去を振り返りながら自立の道を探すのです。(11ハウス)
水星・海王星
では上弦月の背景を読んでいきましょう。
ASC蠍座20度。心理的な圧力をかけられ、思考ループを繰り返している冥王星・水星。水星は留で、過去にも同じような出来事があったか、それとも自分がこれまで気づいてなかったことを見せてくれているのか。留は逆行よりも強く働きかけるため、集団生活における思考のギアチェンジ中です。
これまでいた社会と
これから所属する社会と。
知らず知らず期待を抱かせる海王星は、考えがまとまらないままなら伝え方も抽象的になりがちで、こちらの真意が伝わらない可能性は大きく、誤解も招きやすいでしょう。(水星・海王星オポジション)
海王星の大きなメリッとしては、現実生活のトレスは眠って見る夢が解放してくれます。この時期に魔法のような喜び、または神秘体験を夢見たのなら心の解放、癒しが起きたことになります。トラサタアスペクトなので、顕在意識では気づけない領域、深いところからの癒が起きているです。
天秤座・金星
ルーラーなので強く働く金星。
今回の上弦月の太陽と同じ11ハウス、月の2ハウスから金星がシンクロしているので、シグナルになります。
愛されたい欲求と社会で認められたい欲求が募り、一体自分は何がてきるのだろうと繰り返される自問自答。これまで所属していた社会にはもう戻りたいない気持ちが強くても、精神と経済自立を果たせていなのであれば戻るしかなく、これまでの過去の体験も同時に振り返りながら、より安全で愛のある場所を求め目指します。
木星とオポジョンであることから、個人的な愛ではなく、私自身が社会に役立ち、認めてもらうことで個人の欲求も同時に満たされていくのでしょう。(仕事を立たせれば恋の出会いもあるような現象)
8ハウス火星
心理超えしたい火星。
太陽の目的がはっきりしていなければ火星は使えません。8ハウスで水星海王星とTスクエア。ミュータブルサインであることから、行ったり来たりの繰り返し。天秤座の社会生活において、嫌われないように、NOを言わないままでいると相手の火星によってマウントをとられ心理的な追い詰めを感じてしまいやすいでしょう。軸が定まっていなければ、動いたとて軌道も外れがち。(海王星とスクエア)
他者に投影することなく自分の火星を使えているのなら、過去を一掃した大きな決断によって大胆に、これまでとは違った集団社会へと足を踏み出すことができるでしょう。
山羊座上弦月のまとめ
異なった集団社会の接触への試みは、実行されているでしょうか。
例えば、社会規則で塗り固められた世界にいたなら、規則フリーの世界に足を踏み入れたり、激動の生活をしていたなら、何もしない暮らしを送っているとか。この体験によって、これからの満月の実り、気づき、成果へと変わっていくプロセスの中に私たちはいます。
「一体、私は何ができるのだろうか」
「私は本当に愛されているのか」
「自立を果たせるのだろうか」
と、それぞれの立場で思いを巡らせるテーマは違っていても、体験を通過しないと何も見えてこないし、そうそう簡単に見つかるものでもありません。また見つかったとしても、思考するほど疑う私たち。体に馴染ませる時間が必要なので焦らず、喜怒哀楽の今すべき体験をいつも思う存分味わえばいいですね。
今は今だけのこと。
いつまでも同じ形では続かないし、万物は流転するのだから何事も思う存分味わえば、あれこれと思考を巡らせなくても選ぶ道は一つしかないこと、その道を進むしかないことが理解できるようになるでしょう。
それでは豊かな上弦月をお過ごしください。
次回は10/10牡羊座満月に