本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
1/15天秤座下弦月を送ります。
天秤座の下弦月
月のサビアン「秋の葉の象徴が伝える情報」
対抗サインの牡羊座を自律することができた天秤座は、秋の葉に示されている葉脈を対象化して全体を見れるようになります。(25度はサインの完成形)
月はアングル近くにありますがDSC下。微妙な差ですが、これは葉脈を対象化して全体を見れるようにはなったけれど、大人の自覚は持てないまま一歩下がったところから相手や社会全体を眺めているようなものでしょう。
10ハウス冥王星とはスクエア
月を大衆心理として読めば、社会へのプチ絶望感でしょうか。10ハウスを結婚、妻や母という肩書きとしてみれば、それは実現不可能として感じることもあるでしょう。土星とはトラインなのは、今すぐには困らないし現状維持を保てる状態。ただ、その先の未来を見越した場合、ただ耐えて待つだけといった心境になりやすいでしょう。
この心境も社会を一枚の葉に見立てた、対象化の視点ともいえますね。
山羊座の太陽
一方の太陽サビアン「東洋の布を扱う商人」
文化の輸入による新陳代謝。自分に足りないところは自分で補い、山羊座社会で安定継続できる自分文化を完成させる度数です。
太陽は10ハウス、冥王星と合
23年が始まったばかりの1月ですが、これからの1年を考えたときに満足できる仕事に就き、充実した働き方をしている自分がいるか否か。冥王星から変容ともいえる大きな新陳代謝が必要なのは今に始まったことではなくても、動きのない現状をこの下弦月でよりクローズアップしてしまうそう。現状維持は衰退しかないので、月の配置からも労働の在り方を考え、模索することになるでしょう。
海王星とセクスタイル
ヴィジョンを描き、具現化に向けて休みなく動き続けられる人は、現状が何も変わらなくても胸を膨らませながら工夫を凝らしながら未来へと向かっていける配置です。表からは見えないところでのつながり、魂からのサポート、区分けしない広域での愛、そして深い共感力によって自己意識が目覚めていくことになります。
狭いところに閉じこもっている人はより狭く、広域な世界で魂を解放している人はより広く、現実寄りか、それともスピリチュアル寄りかの二手に分かれていくでしょう。
金星の喜び、自己価値
月天秤座のルーラとなる金星は、水瓶座11ハウス
15度で獅子座エネルギーが流れ込んできます。
ビジネス的に考えるなら、私という存在をどうエンタープライズさせようかと冒険心を抱いて市場に赴き、個性化、差別化を図ろうとします。(天王星スクエア)それにはこれまでの価値観や自己価値を壊さなければならず、変化、改革するには独りよがりになりがちで(1.11ハウス)これまでの感覚を捨てきれず、新しいものには馴染みにくいでしょう。
金星はオーブ広めに土星と合
個人的な楽しみは制限がかかりやすい配置。
長いキャリアを積み重ねてきた人生55歳からの女性なら、土星側に立てるので地味ながらも安定した喜びを継続していけるけれど、金星側に立つのであれば忍耐や我慢を重ねて時間を積み重ねるしかない。変化を求めても待つ身でしかなく、コミュを重ねても要因を掘り下げることができないまま方法論を考え続けことになるでしょう。(土星は月と風のトライン)
土星は太陽山羊座のルーラーでもあるので、金星側に立つほど未来は暗く、長い時間がかかることだけが実感として残るのかもしれません。
天秤座下弦月まとめ
手放しの下弦月。
ここからは置かれた環境に、身を委ねていくしかないサイクルに入ります。
私はどんな価値観を持つ人と交際し、日常生活を送ることでライフスタイルが作られていくのか。これまでを振り返りながら、自分と相手との価値観の違いを知り、一旦は受け止めて自我を薄めていく流れの中にいます。自我のパワーが失われていくので、人間関係に疲れたり体調も崩しやすくなりますがそれも全て順調な流れなので悲観せずに過ごしましょう。
仕事がテーマになる時期なので、これまで頑張ってきた人ほど主導権を手放し、これまでの意思や意欲からは遠ざりますが、それも全て次のサイクルに備えるための準備です。私たちは力が満ちて前進している時を「うまくいっている」と手応えを感じやすいものですが事実ではありません。
今回の下弦月での大事なポイントは、一枚の葉の葉脈を客観的に眺めること。客観性は主体から離れることなので、力が弱まっていく感覚だけがあるでしょう。
それでは力が失われていくような感覚に陥る客観性も楽しみながら、豊かな下弦月をお過ごしください。
次回は1/22水瓶座新月に✋
