本日がお誕生日の方
おめでとうございます!

12/5乙女座下弦月をお届けします。

乙女座下弦月


サビアンは「政治運動を制圧する強い手」

強い意志と指導力を持つカリスマ政治家度数。事態を収束させる力を持っていますが15度手前にあるので、利他的行為からではなく自己の強い意志の力によって執行します。乙女座特有の解明力によって状況判断し、必要に応じては人を切り捨てることもあるでしょう。組織に準じている場合は、このような指導者の下で働くと萎縮してしまうので制圧されるという意味もあります。

乙女座の下弦月は5ハウス
木星トライン

私たちに当てはめると、これまでの何かしらの抑圧から解放されることを試みる下弦月。与えられた役割をこなしつつも、解放されれば私本来が持つ指導力を発揮できると想像を巡らせるような状態でしょうか。

また月のサビアンから、緊急時のトラブル時に対処能力を認められるということもあります。普段から管理能力を高め、当たり前のことを当たり前に行いながら注意を払っている方にとっては能力の見せ場が訪れやすいでしょう。

射手座の太陽12度


太陽サビアンは「明るみに出る未亡人の過去」

蠍座の時に亡くした過去の遺産が射手座で、亡き夫の力がいかほどのものであったのかを知ることになります。すでに亡くなっているので、神話的な要素も加わりやすいでしょう。また隠された歴史を知るという意味もあります。

社会の歴史や真実を知る者がそう多くいないのは、禁忌の教育を受けているからで、見ないように仕向けられている、または自らの力で気づくことができないためでしょう。最近では、少しずつこれまでの歴史がひっくり返るような社会真実や、古代文明の知恵などが明らかにされてきていますが、それは大抵アカシックや、眠って見る夢からの情報ではないでしょうか。

自分のすぐそばにあるのにも関わらず、目覚めて起きている時の思考こそが有益だとし、過去の遺産を発掘しないまま生きているようなものなのだとしたら、私たちは遺産を使えていないことになりますね。


射手座の太陽は火星と合で7ハウス
社会の中で、まだ見ぬ世界を目指す太陽。

過去の遺産を使わない手はないのだけれど、7ハウスの太陽は社会の発展を願い、他者を模倣しながら社会と私、他者と私の距離を意識的に考えながら過ごすことに精一杯なのかもしれません。

下弦月のムード


ASC牡牛座、金星は5日に蠍座に入ったばかり
木星とオポジション

愛する者、亡くなった人、失ったものなどに心理的に没入することで、射手座サビアンの示されている力や真実を知れればとてもラッキーで超幸せ。精神の豊さが倍増していく暗示。ハウスの考察からは日常の何気ない時間から超意識に繋がり、自分の人生にとって歴史的発見ができるかもしれない。それは、利他的に、他者に尽くす者に与えられるでしょう。

これとは逆に、自分のこだわりを強く持つほど利己的な欲求ばかりが強くなり、物質的な範囲に留まります。欲しいものを得られたとしても精神世界においては、知恵と繋がる回路を遮断してしまうことになるでしょう。

乙女座下弦月まとめ


下弦月はこれまでの3週間に溜まった、エネルギーの解放に向かう時です。

本来、解放作業は意識的に行うものではなく、体感的には「迷い」「不透明さ」に包まれていきます。この先どうなるかはわからないし、自分でも決められない。そんな状態が解放サイクルでの実感です。毎回書いているように、内側からの解放によって身体では体調不良が起きる時期です。これがデトックス。手厚く上から蓋をして閉じ込めないで、こちらも解放してあげてください。解放サイクルによるものなら、辛くても一週間もすればリセットできるはずです。

一方、太陽は高い目的を持ち、火星が伴走している状態なので、一応目指している方向はあるでしょう。ただ、これも周囲との調和が鍵となるので、グイグイと無理に引っ張っていかないことです。基本的には受け身で、その中で自分の理想に近い方を選んで進んでいくことがベスト。まだ本領発揮の時期ではありません。やるべきことは、自分の思考を超えた叡智を得るにためにも、過去の世界を忘れて、よく眠ることです。

それでは静かな下弦月をお迎えください。
次回は12/13射手座新月に🖐️

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