本日がお誕生日の方
おめでとうございます!

12/20魚座上弦月をお届けします。

月のサビアン


「満月の下の肥沃な庭」

捨て身の思い切りの良さによって、叩けば門は開かれる体験をすることになります。魚座の世界なので、宇宙の愛を信じ、また自分を信じて運命の中(宇宙の母)に完全に飛び込むことができれば、期待を遥かに超えた成果へと結びつくことができます。

サビアンの満月が示すのは十月十日の臨月状態。肥沃な庭とは庭は子宮、陣痛が始まる直前の最も膨張している状態を指しますが、ここでの成果は規格外に大きいものとなります。この様子は、牡羊座を目がけて生まれる子供を迎えた喜びのようなもの。生命の誕生は、迎え入れる家族にとって想像を遥かに超えた感動体験で、同時に宇宙的な神秘に接触できる体験でもあるのです。

月は海王星と4ハウスで合
寝る子はよく育つ、そんなフレーズが出でくるコンビネーション。4はウスは、子宮、心の根を張る土壌でもあります。ここ最近は気温がグッと下がってきたので、お布団から抜け出せない方も多いのではないでしょうか。

この度数を太陽に持つ、捨て身体験を見たことがあるのですが、命を落としかねない状況でも怖さを微塵も感じない様子でした。

それは勇気を持った大胆な行動ではなく、むしろ何も考えていない、何も知らないから心も体のどこにも力を入れていない脱力状態の飛び込みでした。やはりその結果、一般常識では信じがたい結果を迎えることになりました。これがその方の肥沃の庭体験だったのだと思います。

太陽サビアンと冬至


一方の太陽サビアン
「美しい流れにかけられた古い橋」

昔から受け継がれている伝統とは、ありきたりで目立たない仕事や役割の繰り返しを指します。この作業によってこれまでの射手座体験で手に入れた広域に渡る考えが、じっくりと確実に自分の中で形になっていくことを実感できるようになるでしょう。

太陽は2ハウス
暫くの間、火星と合だった太陽でしたが、火星のエネルギーを吸収して追い越したところにいます。

一時の熱く燃えた強い意志や勢いが落ち着いて、上弦月によって理想と現実の調整が行われます。目指しはしたものの、自分がやりたいことと、実際に可能な実務には必ず隔たりがあるもの。このギャップを感じることによって、行き過ぎた火の力が弱まり現実的な地に着地しますす。火から土のシフト感は、人によって現実に引き戻された感や、描いていた計画がストップしてしまうこともあるでしょう。

また毎年変わらず迎える家族行事や毎年の行事も、習慣化されて今更解特別な感動がなくても、ありきたりに繰り返される日常に、豊で美しい人生の川の流れを実感できるのではないでしょうか。

上弦月のムード


ASCは蠍座、ルーラー冥王星は3ハウス
金星と天王星がアングル近くにありオポジション

時代が変わることに危機感を持っておられる方は、自身と繋がり直し、社会との接点を結び直そうと移転に転職、対人関係や環境との結び方を再構築しようとするでしょう。私を十分に知ってくれている人に対して(蠍座)これまでの流れに合わせることなく主張し、自主性を取り戻すのは勇気のいることだけれど改革はここからしか始まりません。(天王星)

何か新しいことを始めことが改革ではなく、自分の今いる場所で既存の人たちに対して表現できないことには何も変わらないし始まることはありません。相手に与える印象が変わることは怖いけれども「裸の私を見せていく」そんな勇気が自主性の回復であり、改革の始まり。

未来に向かう目印となる私の一番星
希望の星を見つけられるのだと思います。

魚座上弦月のまとめ


冬至図では、太陽と月が美しいトラインを
土のサイン0度で形成します。

仕事があり、家があり、家族がいる。ずっと幸せな人にとっては単調で退屈でしかない日常も、これまで心傷つき肉体を酷使していた人にとっては、最高のご馳走で癒しになります。十分すぎるくらいの肥沃の庭を感じる、陰陽の切り替わりタイミングとなるでしょう。

実のところ、目立たない何でもない人が実は、肥沃の庭で月光浴をしながら最も宇宙的に生きていた、そんなことを知る上弦月です。

次回は12/27蟹座満月に🖐️
豊な上弦月をお迎えください。

Instagram