本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
11/1水瓶座上弦月を送ります。
水瓶座の上弦月
上弦月サビアンは「鷹に変身する旗」
高度の高い視野
ハウスは11で、社会の俯瞰です。
一方の太陽サビアンは「歯科の仕事」
目的のための限界突破
ハウスは7で対人関係の中で行われるでしょう。
バイアコンバスタと日食の影響下の中で、社会での在り方(仕事スタイルや収入)がテーマとなる上弦月。その目的は、自分らしいライフスタイルを送るため、またはパートナーシップと協力関係を結ぶため。超えられそうにない壁を、かなりの無理をしてでも技術で超えていこうとします。
それでは上弦月の背景をみていきましょう。
ASC牡羊座
何も知らないが故に勇気溢れる火星ですが、30日から双子座で逆行に入ります。迷いのまま二兎を追い続けるか、後先考えないで後戻りしながらも進んでいこうとし(3ハウス)海王星とスクエアのため足元が見えない状態です。率直さがマイナスとして出やすく、小競り合いを作りやすいでしょう。こうなる理由は、双子座はパーソナリテイーを言葉にして相手との間にワタリをつけていくサインだからです。伝えないと自分を知ってもらえないし、他者との間に橋もかからず次の蟹座へは向かえないのでした。(進化は螺旋)
スクエアとなる海王星は、12ハウスでインターセプト。
ルーラーは海王星と水星。足元を確かめたいからと、真実を知ろうとするほど複雑な要素が絡み合いカオス。大切なものだからと、秘密にするほど洗脳もされやすいでしょう。これまで積み重ねてきたものも砂の城のように崩れ去ったりと、コミュニュケーションをとったところで簡単に理解できることはなく、今は運命がどう運ばれていくかを眺めて待つしかありません。
水星側に立つなら不透明、海王星側に立つなら信仰心が必要。なので相手に聞くのではなく、宇宙に問うことでしょう。自分の作ったイメージ世界を精神世界と見間違うことなく、ただただ純粋に問い続ける。相手にではなく宇宙に問い続ける。境界線もなければ価値付けもない世界のどこから、どんなふうにいつメッセージがやってくるかもしれないし、来ないかもしれない。この委ね感によって無意味な迷いからは離れ、霊的作用を受け取れる人は、振り返ることで気づきが起きてくるでしょう。
これからの仕事
水瓶座の月は、これからの仕事にフォーカスします。これからの社会での私らしい働き方改革。感情的になればなるほど選択ミスを犯しやすいので慎重にならなければなりません。(水星スクエア)
サビアンが示すように、鷹の目線とは人間界を超えた自然界からの視点です。自然界からの視点とは、肉体という物質世界から離れた精神世界を指します。(感情ではない)私の存在を地上での一つの生き物として捉えたとき、私はどんなふうにこの地上で働き、生命の営みを行いたいのでしょう。後ろ向きで弱さを感じ取る月の私情ではなく、精神体の感情から眺めてみてくださいね。
水瓶座のルーラーである天王星はドラゴンヘッドと合。次の時代に向かう、私にふさわしい居場所。そして仲間。これまでの既存の価値を壊して、生活における全ての価値観をリニューアルしないことには、場所は見つからないし仲間と出会うこともないでしょう。変わりたい、人生改革したいと言ってはいても、変化に破壊はつきものなので、これまでの私を支えてきた価値観を壊さないことには葛藤を抱えたまま過ごすだけとなり、改革には着手できないし、現実も何も何も変わらないままでしょう。
まずは価値観の改革からです。
太陽蠍座
人生方向を示す太陽は、対人関係の中で壁を突破しようとします。
これからの私の人生に必要な絆、心の強さ。
蠍座の求める心の深い繋がりイメージも、そそれはただ単に過去の習慣から思い込んでいるだけなのかもしれないし、自分の月の癖なのかもしれない。自分の感じていることが世界の真実だとしたら、それは大きな間違いなのかもしれないと疑ってみる必要があります。蠍座の運命共同体は自分を壊しに来る人なのだから、蠍座のこれまでの感情の水から分離しないことには、水瓶座の横槍もショツク体験でしかなく心の傷をおうだけでしょう。
自分では到底打破できない壁を壊すには、自分が想像していたのとは違った世界の変え方、関わりの方法しかありません。この限界突破ができたのなら心の強さが、これからの人生を生きていく技術となっていくのだと思います。
水瓶座上弦月まとめ
地球にいる自分を、精神世界から眺めたら・・・
精神世界とは感情や思考の囚われから離れた領域です。私たちの日々感じること、思考している内容は、これまでの習慣から作られたパターンである場合がほとんどです。言葉から受け取ったイメージに支配され、またそれも自分で作り上げたイメージでしかありません。残念ながら精神世界も、自分で作り上げたイメージ世界と疑ったほうがいいのかもしれない。
上記に書いた宇宙に問うとは「これはどうなんだろう?」と自分の感情や思考から離れた、宇宙への問いかけです。
いつどこからやってくるかもわからないし、どんなふうにかもわからない。ただ問いかければ必ず答えはやってくるのだけけれど、これを邪魔するのは私たちの感情と思考です。感情は今の自分の気になるところただけにフォーカスし、思考はそのピンポイントだけについてずっと同じ考えを巡らせます。私たちの住む世界は、そんな狭い世界ではないはずなのに、情報に揺さぶられ、集団社会の中では本意ではなくても同調もしてしまうでしょう。
蠍座の持つ水は深淵かつ底なしで、水瓶座の風は地球を超えた宇宙の普遍真理にまで風を靡かせます。限界を突破するには心の強さ(太陽サビアン)社会での存在法を変えようとするなら、自分が思っている自分から離れて俯瞰しないことには、社会での所属法もわからないままでしょう。(月サビアン)
では豊かな水瓶座上弦月をお過ごしください。
次回は11/8満月に✋