本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
9/4射手座上弦月を送ります。
ASC獅子座
ルーラーの太陽は2ハウス
太陽サビアンは「ベールを外された花嫁」
11度はそれぞれの楔形が決まっているので対立を示し、12度で呼応させます。曖昧な自然界の謎が1だとしたら、自然界とは異なる人間の思考は1。この1と1を併せて解明していく。それもかなりの突き詰め感、乙女座のストイックさが加わります。
一方の月は「ときの声をあげる鷲に変化する旗」
鷲は本能、夜明けを告げる雄鶏に変わり、立ち位置によっては旗手にもなります。(リーダー的存在)
サインはミュータブル
ハウスは2、5
上弦月に火星が加わり・・・
チューニングすると、これはアカシックリーディングです。
アカシックリーディング
11度は全く異なる要素から12度へと繋げていこうとするプロセスで、右脳と左脳を同時に使うようなものでしょう。
右脳は深層意識により深くアクセスし、情報が一度に入ってくるために左脳で感情を分離させないことには、言葉には変換できずに自分の中で感じるだけで終わります。左脳の働きが弱いと、ダイナミックに感じるほどに自分の内部に動揺し、相手や環境に呑み込まれやすくもなる反面、左脳が優位だと理論展開はできても心理の深部までは届かないでしょう。
右脳のイメージと感覚
左脳の言語とロジック。
今回の上弦月ではミュータブルサイン、臨機応変に揺らぎのように時々によって右脳、左脳と使いながら入れ替わっていく。「ときの声をあげる鷲に変化する旗」のように。火星がコンタクトしているので、どちらかに偏るでなく、どちらにもつかない状態。自分にとっては混乱の体感しかなくても、この右脳と左脳を両方パランスよく使えることができれば、これまでとは違った自然界解明への解釈は広がっていくでしょう。(水星トライン)
水星は木星とオポジション
木星の理念がしっかり保てているのなら、リーダーの旗手にもなり、周囲にいる人たちを魅了しながら巻き込むことができるでしょう。理念がまた確立していないのなら、イメージを作り出す人に鼓舞され、振り回されることになるのかもしれない。ハウスは3.9。理想や可能性を求めるほど、拡散していきます。
自身の学びを深めたいのなら、終わりを知らない好奇心、自然界解明への真摯なストイックさとして知識を広げていければいいですね。
金星、乙女座
金星は5日に乙女座へ
土星天王星とTスクエア。
金星側に立つと、これからの生き方に対して自分感覚を使うことに戸惑い、憂鬱にもなりやすいでしょう。これまでの私と、これからの私。何をどれだけ捨てて、どれをどの程度残していけばいいかは、当人のセンスによります。自己卑下しているなら自信を持って選択はできないし、またそれだけ情報にも左右されやすいでしょう。
土星側に立つならワクワクは一切ないけれど、今いる場所、今自分に与えられている資源を使いながらやっていくしかないことをリアルに受け止められるはずです。とはいえ、土星は地味でパッとはしない。ある程度の年齢を重ねた方なら、これが一番確実で、着実で、実は最もの近道になることを理解できるものでしょう。
射手座上弦月のまとめ
私たちは情報社会を生きているために、つい左脳寄りになりがちですが、意味や理論が心理の奥に触れることはありません。自己会話を続けたところでループするだけだし、外に思考を向ければ他者比較して焦りを覚えるだけでしょう。
これまでの私と、これからの私。
土の時代の私と、風の時代の私。
何に迎合し、何に迎合せず
どれを捨てて、どこに絞り込んでいくか。
この決め手となるのは、左脳と同じ容量の右脳を使うことで、自分にとってふさわしいものを選び取り、また選び取れた自分が自己信頼へと変わっていくものでしょう。
射手座の上弦月
射手座とは、社会での学びの場を示します。
私たちは十分にこの機会を与えられていて、ここで学んだことを自分の体験と照らし合わせ咀嚼し、社会で通用する知性に変えていく必要があるのです。
学んだことは、そのままでは使えません。
情報は知識に、知識を智慧に変えるのは、精神世界ではなく現実生活での体験を通してしかできないことなのでした。
それでは新月で受け取ったものを膨らませすぎることなく、右脳と左脳をこうごうに、同分量使える豊かな上弦月をお迎えください。
次回は、9/10魚座の満月に✋