本日がお誕生日の方
おめでとうございます。

7/7天秤座上弦月を送ります。

ASC天秤座

ルーラー金星9ハウス双子座

平和で魅力的な人と評価を得たい金星は、学びを通して知性を育成しようとします。ある人は、先生を求めてより遠くへ出向き、またある人は、より高度な専門的知識取得に励みますが、そのどちらにしても意図は同じ。私の才能を社会で通用できるようにしたい、どこまで可能なのかの好奇心によって動かされます。この知的欲求も期間限定であったり、半分どこか逃げ越しであったり、とりあえずやってみてダメだったら路線変更するといった、楽しみながらのライトな取り組みでしょう。

双子座のルーラ水星蟹座3度
MCとコンジャンクション

専門的な知識取得するには数日では不可なので、その場に私の居場所を作らねばなりません。一旦はその環境に染まる必要があるのです。3度から考察すると、場に所属したらしたで、さまざまな思惑が働いて次々にやりたいことが生まれ続けます。考えるほどうまく運ばなくなるので3度特有の次々と生まれ続けるそのリズムに乗ることが大事なので、流されるまま、感じるままにスムーズに今は乗っていくべきでしょう。

水星は5日に蟹座にイングレスしたばかり。仲間に入れているか、入れていないか。MCとコンジャンクションで、目的は明確。目指しているものもはっきりと捉えている。ただ蟹座では水星は放浪者なので、うまく水星が使えない場合は周囲の感情を汲み取れず遠回りしやすいでしょう。

天秤座の月


サビアンは「環状の道」

意識と無意識の規則的な繰り返しによって、より効率的な動きを示す環状の道、いわば螺旋進化です。起きている時と眠っている時、起きていても、意識化できていると時とできていない時があるように、それは一定のリズムでずっと続くのでかえって効率が良いのです。これは毎日の暮らしのリズムのようなもので、代わり映えのしない毎日が続く中では、意識しながら行っていることと、意志せずにも行える当たり前の動きがあるように、この繰り返しによって心身の安定がはかられ、私たちは大人になり成長していきます。

ハウスの働きに置き換えると、1ハウスで私のアイディンティティを確立し(発芽)2ハウスで私の感覚を使って才能を磨いていく(成長)3ハウスでそれを発信し(拡大)4ハウスで共感してくれる人たちが集まり場(定着)ができあがります。一度できあがったからといって、手を加えないまま放置していてずっと継続的に続くものはありません。場が整ったら、また1ハウスでアイディティティを上書きし、2ハウスでさらに私は何ができるかを知るために自分磨きを続け、3ハウスで他者との架け橋をかけ続け、場を整え続けていく、この長期的な繰り返しと同じ働きでしょう。

蟹座の太陽


太陽サビアンは「過食を楽しむ人のグループ」
今日は七夕、織姫と彦星が一年に一度の再会を果たせるように、会える喜び、集る仲間がいれば幸せだとついつい食べ過ぎてしまいます。ただ太陽は10ハウスということから、社会成果を求める太陽です。過食が示しているように、明らかなカロリーオーバー、欲望に任せていくことで境界線を越えていきます。

今回の上弦月の太陽は、社会へ自己存在を押し出したい欲求を持ちます。〇〇な私で在りたい社会ペルソナとか。仕事として求めなくても妻や母の肩書き、仲間に認めてもらいたい欲求として現れやすいでしょう。実際の生活で満腹なのについつい食べ過ぎてしまうのは、未消化なエネルギーがあるからで、今のこの時期だと社会欲望によるフラストレーション解消なのかもしれません。

太陽10ハウス、ナチュラルサインルーラーである土星を追いかけると、土星は5ハウス水瓶座。社会で通用する、新しい時代に向けた社会価値観です。簡単にいうと、私の社会システム作り。従来の価値観を採用していては、いつまで経っても未来を感じられる社会はどこにもなく、自分以外の人が与えてくれるものでもありません。かといって、これからどこかにポッと出現するものでもないでしょう。土星の社会の枠組みは自分で作り上げていくしかなく、これは創造力によってアート(芸術)していくしかありません。なぜなら水瓶座の未来だからです。未来は未知。誰にも分からない。自己創造のパッションよって描くことができないままだと、エネルギーは滞り、欲求ばかりが募り食べ過ぎてしまうだけでしょう。

天秤座上弦月のまとめ


夏至という四季の大きなエネルギーの切り替わりの中で、私たちは前回、蟹座新月を迎えました。

今回の天秤座上弦月によって、行き過ぎを整える時で、月は1ハウスにあるため無自覚で暴走しがち。私情に偏りすぎると太陽は貪欲になり、お腹いっぱい食べても食べ続けることを繰り返し、食べ過ぎた自分を否定しての悪循環。これだと環状の道から遠のいていく行為です。偶然や一時的なチャンスに乗れたとしても、それは続かないし、また浅い領域に留まりやすいのだから、毎日同じ繰り返しの中で私を育てていくしかなく結果、それが一番の近道で効率が良いのです。仕事も同じくです。

アスペクト14度から考察すると、社会のニーズというのは結局は好き嫌い、見た目の良さで瞬時に決められているものです。それが人間の本音であり、一番最初に訪れる感情判断であり(蟹座)インスピレーションでしょう。(天秤座)意識する時と意識しない時、気にする時と気にしない時、関係性作りに積極的になる時と、関係性に疲れて人を遠ざけて一人眠る時。そのどれもを淡々と続けていけばいい。

環状の道を私は歩いているのか否か、次の14日の山羊座満月へと小さな成果や手応えにつなげていくタイミングです。

豊かな天秤座上弦月をお迎えください。
次回は、14日山羊座満月に✋

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