本日がお誕生日の方
おめでとうございます!

7/10牡羊座下限月をお届けします。

牡羊座下弦月


月のサビアン「空のハンモック」
主体性のない最低限な動きを繰り返す中で
だんだんと生命力が蓄積されていく。

月は7ハウス牡羊座
何も考えない自我を失ったような状態で、ただ今置かれている環境の中で反応的に動いては休みを繰りす・・・こういった反復作用が自然に行われていると自分の言動に対して何の疑問を持つこともなく、他者に対しても一定パターンでお付き合いが続いていくことになります。

考える以前の反射のようなものでしょう。

太陽サビアン


「ヒヨコのために土をほじくる雌鳥」
ヒヨコは私の可能性。対抗サインの山羊座の土をほじくり、社会生活の中で具体的な題材を探し出そうとします。

太陽は10ハウス蟹座
自分の可能性を見つけられた人は、具体的な行動をしていこうとするタイミング。ただこれはリハビリ期間のようなものなのでスペシャルなイベント事を行うのではなく、高い目標に向かって走り出すという動きでもなく、必要最低限な行動を日々繰り返しながら習慣づけていくことを指しています。

また動き続けるだけでなく、休むことも必要なことを学ぶ時期でもあるのです。ゆとり世代以前の私たちは、どちらかというと働くより休むことが苦手。下弦月から新月に向かうこれからの時期は、浄化期間でもあり、また月のサビアンからは、自分流の回復期なので周囲の声や流れに同化しないで、自分の内部で消化しながらゆっくりと進んでいくことが最善でしょう。

下弦月ムード


下弦月のムードを作るASCは天秤座。
金星は獅子座で火星と合で11ハウス
天王星とスクエア

夏はこれから始まろうとしているけれど秋に向かうかのような静かなムード。個人の独自性や自由への欲求が刺激されるものの、現状の自分を否定したくなるような感覚でしょうか。

規範に反抗するには歳を重ねすぎているし、理性でも十分に理解できている。自分の殻を破るにもどうしていいか分からず、優等生で尚且つ恋愛優位なタイプは異性に期待を寄せもするでしょう。自立を果たせていないなら尚更。この時期の金星は、新たな経験や刺激を求める欲求が増していきやすく、ターゲットを得られても短命の定め。夏の花火のように、すぐにも散ってしまうでしょう。

ネイタルに金星天王星のアスペクトを持つならば、個人の喜び範囲に留めた趣味的な領域で、いつもとは違った趣向で楽しむことです。

個人が自己表現や愛情表現において自信を持ち、自身の才能や魅力を社会生活に向けて強調することが可能な火星も、緊張や摩擦が生じてしまう危険性があります。他者との協力関係においては普段よりも情熱は抑えて、闘争心を煽られても今回の下弦月は静かな反復運動を繰り返す程度に留めておくのが無難でしょう。挑む時期ではありません。

予測不可能な要素や衝突をもたらす可能性があるため「戦わない」「挑発に乗らない」「スルー」することで自己防衛に火星を使いましょう。

下弦月のまとめ


下弦月のエネルギーは、締めくくりや整理、リリースといった要素を持ちます。

これは、個人の成長や目標達成の段階において過去の経験や課題の総括を行い、新たな方向性を見出すタイミングとして捉えられます。またASC天秤座ということから、自己評価やライフスタイルのバランスの取り直しにも適しているでしょう。

そんな今回の牡羊座下弦月では、現状を受け身で過ごしている方は(月)ただ淡々と日常を繰り返すことです。何の目的も見つからず、急足で過ぎていく日々に「このままずっと毎日がアッという間に過ぎていくのではなかろうか」といった恐怖を一瞬覚えても、それは生命力が蓄積されている時間なのだと割り切ることとです。

この感覚に陥る方はきっとこれまで、猛ダッシュで闇雲に走り続けてきたか、今に留まることを自分に許して来なかった方でしょう。

その一方で、自分の中のヒヨコ(可能性)を見つけてリハビリ生活を送っている方は(太陽)これまでの社会の流れや規範から離れて自分流儀を作っていくことです。

自分流儀とは、まずは自分の本来の姿を思い出すこと。これまで影として侵入していた山羊座的な制御力を消化するためにも、新たな小さな習慣を暮らしの中で作ることで、規則的な労働や(掃除とか)毎日の練習とかの反復によって、環境ともう一度自分を結びつけることに繋がっていくのでした。

それでは豊な下弦月をお過ごしくください。
次回は7/18蟹座新月に🖐️

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