本日がお誕生日の方
おめでとうございます。
6/21魚座下弦月を送ります。
ASC天秤座
ルーラー金星9ハウス、冥王星トライン
とことん自分好みにこだわる金星
自分世界に閉じた中で、感覚の刷り込みが行われます。私は何が好きだったか、何を一番大切にしたかったか。
冥王星によって地球外からパワーがチャージされるため自己回復力が働き、心の元気も取り戻せるでしょう。
人によっては6ハウスの月から、家事や仕事に没頭することが癒しになったりも。同じ繰り返し作業に没入することで瞑想状態に入るようなもので、後からリフレッシュ効果に気づくでしょう。
DSEに木星
水星セクスタイル
環境との関わりにおいては多忙。相手との関わりによって呼応し合うため、知的欲求を満たしながら、広がり、影響を受け合い、軽快に堪能します。頭上運搬のように新体験によって得た情報をあちこちと移動しながら運び、またその先で呼応し、広がります。
木星はトータルな人間形成に必要な精神性、または社会において通用する知識を求めるために、軽薄にもなりやすい水星を非難しがちです。なので頭上運搬の向かう先はどこなのかを把握しておくことです。セクスタイルの向かう先を決めておけば、体験を後から言葉に変換するのも安易になります。
魚座下弦月
サビアンは「巨大な石の顔」
宇宙卵度数です。
何にも依存せず期待もしていない状態。月は6ハウス終わりにあり、7ハウス手前にあるのも堺を示します。宇宙卵と同じく、私の時代の終わりと始まりを示しているかのようですね。
一方、太陽は「水浴びをする美女たち」
双子座の見せつけから、蟹座の感情没入への一歩手前。
ハウスは9ハウスの終わりにあり、10ハウス手前。考えて掲げるだけの理想から、社会の場への着地へと向かおうとしています。
今回の下弦月は、最終度数でハウスの堺にあるということから安易に再誕と読むよりも、最短の手前の真空状態でどこにも何にも繋がっていない状態にいるポッカリ感でしょう。このポッカリ感は、孤独といういう類ではなく「無」だけど「有」の堺にある空間滞留。地球生活においては意味不明でしかない、真意のわからない言動をとったりすることもあるでしょう。
夏至
21日は、下弦月の後に夏至を迎えます。
ASCは射手座
木星はIC、月太陽とスクエア。
マンデンとして読むと貿易、輸入をテーマにした外交関係。過ちを繰り返していることに気づかず、人の良さばかりが目立つ配置です。
これを私たち個人に当てはめて読むと、新たな社会づくりの一員となれるよう志を持っての社会参加。地域貢献、自分の持ち場から広げていこうとする社会活動となるでしょうか。
牡羊座に3天体あり、新たな社会ペルソナ探しをしながらも意識の成長を望み、個人から共同体へ、共同体から社会へと括りが広がっていくのは、時代の境を誰もが感じているからこそでしょう。私の知る次世代の若者たちは、政治に関心を示す子も多く、個人主義者ではあるけれど、個に埋没しない自我の薄さがそうさせているのだとしたら、これも風の時代の特徴となるでしょう。
私たちの昭和価値世代は、目の前にある狭い世界だけが現実世界でリアリティさがとんでもなく濃く、人との距離間が近かった分だけ相手に支配されがちでした。それに比較して、次世代はリアルとバーチャル世界の両方を生きているため世界観が広く、捉え方も大きい。ディスタンスによって関係性は希薄になりがちかもしれないけれど、押しつけの少ない親に物質的に豊かに育てられているせいか愛の領域も広いように感じるのは私だけではないと思います。
そんな次世代と創るこれからの社会。年齢ばかりを重ねている私たち大人も、まだまだ社会においては木星の保護が必要で、社会権威に頼ることになるでしょう。(親や会社組織、学歴や肩書きステイタス)太陽月木星トライン。
魚座下弦月まとめ
今回の下弦月を表現すると、宇宙卵、境、ボーダーです。
あちらの世界とこちらの世界、どちらにも所属していて、同時にどちらにも所属していない状態。何かに頼ることもなく期待しているでもなく、この下弦の空間滞留が夏至によって、境を越えてそれぞれの持ち場に吸収されていくことになるでしょう。
新たな社会性の上書きをする少し手前。
6/30蟹座の新月以降に、この実感は今よりも強くなると思います。今回の下弦月に行うべき作業は宇宙空間に溶けていくことです。
現実生活においてやるべきことはたくさんあるけれど、精神世界の領域においては、自分に閉じて本来の自分に戻ることだけ。趣味に没頭したり、仕事に集中したりする行為が、そのような精神状態を作っていくことになり、射手座満月までに負った心の傷は冥王星によって回復されていくでしょう。
時代は変わるのだから、これまでのような個に固執した私ではなく、社会の中の個の私にこだわりを持って豊かに生きていきたいものですね。
次回は6/29蟹座新月に〜✋
