皆さま、こんにちは
京都アグ二の金子元美です。
私の太陽を生きる
と言ってもむずかしいですね。
どこからイメージを引っ張ってこればいいか、わからない方かも多いと思います。占星術では、太陽は私
そして父親、あなたが女性なら夫を示します。
実はあなたの父親が、人生最初に出会う男性性モデル。あなたの仕事運、あなたの太陽モデルのカギを握っているのです。
えーっ!!!!(・∀・)
父親嫌い、と思われた方
誰でも自分の持ち物からしか、自分の可能性や才能を探れません。好き嫌いはまず置いといて、まずは受けて入れないと私の太陽活動は始まりません。2016/6リライト記事です。普遍的な内容なので、今後も充分にご参考にしてもらえると思います。
仕事運は父親で決まる
人生そのものも示す太陽は、社会での自主性の発揮。
簡単に書くと
「私は私を生きるんだ!」と
宣誓から始まります。
宣誓しないと始まりません。
あなたは父親に対してどのような感情を抱いているでしょうか。父親との関係は、見事なまでに仕事に反映され、あなたの人生に大きな影響を与えます。
父親が大好き、尊敬しているという方は
・上司や社長に可愛がってもらえる
・人生の切り替えがうまい
・社会でサポーターを得やすい
・自分の能力を開花できる
・夫に守られる
反対に、父親が苦手という方は
・上司や社長、権力者が苦手
・仕事が楽しくない
・人生に対して常に不安を抱えている
・自分の活かし方がわからない
・夫との不仲
太陽をサポートする月の状態、そして太陽アスペクトで微妙に変わってきますが、大まかには上記の要素を持ちます。これは無意識で父親を(男性性)模倣しているので、無自覚なまま行われます。
事例をあげます。
梅宮アンナ×梅宮辰夫
アンナさんは、太陽と保護の木星がタイトにトラインです。太陽の度数からして、その恩恵は飽和状態の域まで達するほとアマアマ。誰にも知られている、過保護すぎる親子関係です。
彼女のプライベートを示す月も木星のすぐそばにありますから、こちらも生クリームの上からシロップをかけたようなスイーツな状態です。月は母親。お母様も、いいよいいよ、好きにしなさいのサポーター。
自力で励む以前に、すでに人生は木星の保護によってリッチに設定されています。結婚、出産を通して過度な保護に対して葛藤を覚えた時期もあるでしょうけれど、現実生活では仕事してもしなくてもセレブ。恩恵で入ってくる。木星は落っこちないのです。
木星は善なる意識そのままなので、育ちの良い人が持つ、真っ直ぐな心と真っ直ぐな素直さ。それをアンナさんは持っておられると思います。お父様はお亡くなりになられましたから、これからアンナさんがお母様の保護者となられますね。
二谷友里恵×二谷英明
トライグループ代表取締役社長。
こちらもセレブな女性です。
太陽は木星とオポ。
木星を教育というエネルギーに、サインは蠍座で財産は莫大、夫との愛憎劇も示唆してますが実業家として定評あるのも、ウソではないと思います。
蠍座と木星のコンビネーションは、ミリオネア。
お母さまの白川由美さんは、お手伝いさん付きで二谷家に嫁がれたお嬢様。サインから読む限りでは、昭和の大スターをご両親に持つひとりっ子ゆえ孤独さもとことん味わっただろうけれど、深く溺愛されたのは確か。
かなりのファザコン傾向も読み取れます。
最初の夫が郷ひろみ・・・
上級階級特有の戯れのようで、外界を知らないお嬢様だったと思われます。
桐嶋かれん×アメリカ人父
かれんさんは、太陽に土星と木星がハードにかかわっています。
若い頃は苦労する傾向にありますが、木星域の45歳あたりから、社会的能力と人生が開花いきます。ステキな大人の女性として、人気を集めておられますね。
自ら努力し責任を全うする中で、人生が発展していくに従い、父親に対する考えも変わられたのではないでしょうか。ご主人は写真家です。存じ上げてはいませんが、海外の大手企業との契約もされているようで、写真の世界ではスゴイ人なのかもしれません。
木星は社会権威を持ち拡大させる作用があるので、この3組の親子はとてもわかりやすい形でしたが、ここで庶民感覚に戻ってもらおうと私をサンプルにします。
一般庶民の私と父の関係
父とは、幼少期に別れました。
(リッチな木星はなく天王星・土星が関与しています)
数年に一度、突然に電話して会うというパターンだったからか、水瓶座の0度だからか、私の社会性はひとつの仕事に勤め続けるという考えは持っていませんでした。むしろ時間も行動も制限されまくる企業に勤める方が不思議でなかったです。
安定?
保証?
なんでしょう?
という感覚です。
なので若い頃は
勤めては辞めるの繰り返しでした。
会社組織に魅力も感じることなく、好きを仕事にフリーで自由に生きていく。これが私の人生観でした。
父親に対する好き嫌いという感覚はなく、異性の親という部分では母親よりは好感を持てる、そんな感じでした。
私が仕事そのものに対する考え、真剣度が増しだした頃、21年ぶりに父から突然に電話があり再会しました。
その時は、ただ単に再会を喜びました。
そして昨日のブログにも書きましたが
どーなってんの???
年老いて病気しているにしても
かけてきすぎじゃないの?
もう私にとっては、スペシャルな人でも何でもなく、毎日関わってあたり前の父になってしまいました。
さて、いよいよここからです。
太陽エネルギーをどう使うか
父親は海を愛する風来坊
魚を求めてジプシーのように、日本を渡り歩いていました。
祖父が起こした事業を父の兄である、頭キレキレの心優しい長男が引き継ぐことになっていましたが、その長男は家柄が違いすぎる女性と大恋愛をして心中してしまったのです。
父はある日突然に跡取りとして家業を継がねばならなくなり、家に引き戻されたのでした。
随分と後になってから母から聞いた話によると、父の兄である長男の人間がデキすぎていて、私の祖父母は父をデキの悪さを嘆きひどい暴言を吐いていたようでした。
今なら毒母ですか。
私の祖父母は絶望の悲しみからか、初孫である私を溺愛しました。そのせいか私の月は木星と共にあります。祖父が健在の間の幼少期、贅沢に過度の保護の中で過ごさせてもらいました。
さて話しを戻して
父の太陽は山羊座の29度。
悲しみと諦めの中で、祖父から継承された会社組織で生きていくことを果たさねばならなくなりました。
父と私は誕生日が一日違いです。そんな父の人生を予測してか、長女の私は水瓶座0度の太陽で父の願う人生、希望だったのかもしれません。
家族を捨て、両親を捨て、風来坊のように海を渡り歩いていた父の印象が刻印されていた私の太陽は転職あたり前、渡り歩いてあたり前。社会的に認知してもらえなくても、お金に困ることなく今を楽しく過ごしていればいいじゃん感覚しかなかったです。
今から考えれば、社会性など何一つ身についていない自己管理能力の持たないひねくれ者でした。
後年の父との会話を通して知ったのは継承した古い体制との葛藤続きの中、運命を受け入れ考え抜いて生き新しい家族を養い、愛し、今の地位を築いてきたわけです。
これは父を通して土星という影(シャドー)から、太陽(人生)の光を見いだせた瞬間だと思いました。
これは私(社会)という基盤モデルを得たということです。年齢から考えたら遅いのかもしれませんが、けれど皆さんそんなものではないでしょうか。父親や仕事や夫を通して、自分の人生に光と影を見られるようになるのは。
父と関わりを密に持てた2年間。
連絡があったは癌で余命を知っていたからで、私に太陽を生きることを教えてくれた貴重な時間でした。
その後、確実に私の太陽活動は拡大しています。